こんばんは
乳がんサバイバーえぬこです。
居原田麗先生のことを考えています。
本当に、すてきなひと。
子宮頸がんで子宮を切除して以来排尿が困難で失禁してしまうとか、転移が広がっていたりとか、赤裸々に病状をお話ししながら、時に泣いて、気持ちを正直に綴りながら、それでもいつも美しくあろうと努力する姿、そして実際に美しい姿を見ると私は、美容整形や美容医療に対して持っていた偏見が溶けていくのを感じるのです。
装ったり誘惑したり誤魔化したりする気持ちの裏には世間に対する諦めや驕りがあると、そんな風に感じずにはいられなかったけれど。
見る人に勇気を与える美しさが、人工的なものでも、いや、だからこそ、あり得るのだと。
病気になってから何百も闘病ブログやインタビューを読んできて、がんサバイバーを見飽きるほど見てきたけれど、
そして何人も、この世を去るのを見送ってきたけれど、
居原田麗先生を、
私、
失いたくないな。
今夜は彼女のことを祈りたい。