今日、かつて習っていた
パッチワークの先生の作品展に行ってきた。
本当は昨日行きたかったけど、
時間が無くなってしまったので。
先生と、教室の生徒さん達による作品たち。
ああ……いいなあ。
私もまたなにか作りたくなってくる。
最近は、時間的制約よりも、体調体力のほうがついて行かずに、随分前からの作りかけの作品もなかなか進まずにいる。
先生と久しぶりにお話。
そこで、息子の浪人話に。
もう10年以上も前の話になるが、
先生の息子さんも浪人の経験があった。
私が習っていた頃、先生の息子さんは高校生でT大を目指しており、それはそれは大変で、更に浪人することになって、と言う時だった。
予備校のお金が凄くて……なんて話も聞いていたので、今回息子が浪人することになって、その時の話を思い出したりなんかした。
でも、まさかそれから10数年後、自分の息子が浪人するとはその時思ってなかったし(先生の息子さんと同じ高校に行き、旧帝を受ける事になるとは思ってなかった。いや、親の勝手な願望はあったけれども……あくまで妄想の範疇の話だった)
私自身も経験がないので予備校には疎く、あまり詳しくは聞いてなかった。
今日話していたら、先生の息子さんは駿台の御茶ノ水に行かれていたらしい。
……流石や😂いや、目指している所を考えたらそんなものかもしれないけど。
先生が、
「ウチの息子、本当に予備校が楽しかったみたいで。友達も沢山できたし、ついこの間も予備校時代の友達家に連れてきた」
なんか、その話聞いてジーンときてしまった。
先生の息子さんはそのあと、結局夢は叶わず1浪で私立の大学へ進学した。でも、かけがえのない沢山の大事なものを予備校時代に得ることが出来たんだと思った。
1年後、息子の夢は叶って欲しい。けれど、そうじゃなかったとしても、後悔のない、濃密でかけがえのない時間を過ごすことが出来ていたら、もう、それで充分なんじゃないかと思う。
友達と書くと語弊があるかも知れないけど、むしろ友達よりは戦友みたいなもの、なんて先生も言ってた。そして今はみな大事な友達。
息子が浪人生活を始めることになって、
すごく不安だったのは、
メンタルが1年持つのかと言うこと。
予備校の説明会の時に体験談を語りに来てくれた高校OGの子がいて、その子は今息子がいるクラスと同じクラス出身で、戦友みたいな大切な友達が1人出来て、いつも励ましあったり、競い合ったり、閉まるまで自習室でそれぞれ勉強したりしていた、と話してくれた。
そうだよね、友達が1人でもいれば、お互い支えになるよね、息子にもそんな友達出来るだろうか、出来たらいいなと思った。
でも、時を同じくして、
実家に浪人することになった、って報告をしに行った時、同居している兄夫婦から聞かされた話は、そんな私の心を乱す、ブルーになりそうな話だった。
義姉さんには兄がおり、さらに私の兄とは同じ職場の同期のため、兄も義姉の兄の事はよく知っている。
その義姉の兄は、やはり浪人の経験があり、今回息子が玉砕した某旧帝を受けたのだという。
結局こちらも、夢は叶わず1浪後私立の大学へ行った。
が、その浪人中、予備校では友達が1人も出来ず、周りも全然そんな雰囲気じゃなく、そのうち精神を病んでしまい、大変だったと。
そして、それに輪をかけるように、続いて私の母親が、親戚の○○くん(私のいとこの子供にあたる)も数年前浪人してたけど、途中で精神病んで3浪した、なんて話を出してくる。
浪人生活の精神面の辛さは、経験したことないなりに、辛いものなんだろうと想像していた。
でも、予備校OGの子の話を聞いて、大変だけど救いもある、頑張れ!と思っていた。
そこに立て続けに救いのなさそうなブルーな話2連チャン。実家を出る時には、まるで息子に赤紙でも来たのかと言うような雰囲気にすらなっていた。
しかし、今日の先生の話を聞いて思った。
……多分、それ、人によるわ、と。
息子は、宇宙人だが、いつもニコニコしており(親には無愛想だが😅一応反抗期ってことになってるし😅)意外とコミュニケーション能力は高い。
だから、なんか、大丈夫な気がしてきた。
過度に起きても無いことを心配してもしょうがない。そんな気持ちになってきた。
今日電話で、なんか足りないものある?
て聞いたら、
チャリ!
て答えが帰ってきたから、引きこもりでは無いようだし😂
なんか、勝手に心配してたけど、
ちょっと安心した。
今日作品展行ってほんとに良かった☺️
私も1年併走できるように、
過度に自分を追い込んだりせず平常心で頑張ろう。