海の近くで一人待ってた
黄昏れてた、あきらめきれず飲んだコーク

額に嵌まることのないパズル
演技でもないばらけ方で

場違いな道徳、今だけは知らん顔で
君と呼ぶ声は背伸びしても足りない

凛とした立ち姿をそれでいてあどけない顔
蛾眉を顰めぬようにと願うのならば
長く保たれた沈黙を
今さら破ることもない

う た が え ば き り が な い

しんじることしかできない
たしかめることはできない
ほんとうのことをしりたくはない

目を閉じて描かれるのは画素