見た夢は、夫と普通に
会話しているものだった。
そう、私の本当の望みは
それなのだ。
離婚したいとか
離婚したくないとかは
本当はそれからの話
だと思っているのだ。
離婚の話が出る前から
「この人、最近話が通じない」
と感じていたのも覚えている。
子どもたちへの態度に
疑問を持つこともあって
じゃあもう離婚でいいじゃない
と思ったのも確か。
でも、本当の望みは
夫と普通に話すこと。
今は会話は皆無だし
何か言ってくると
必ず文句なのだ。
そういう態度の人に
私は思いやりをもって
接することなんてできない。
たとえ、この人の本当の
姿はこんなに卑屈なんじゃなくて
やさしいの、なんて思っても。
要するに、本当に夫を
愛していたわけでは
なかったんだろうな、と思う。
でも、本当の望みは
夫と普通に話すことだ。
もちろん、そのことは
あらゆる自分の気持ちの中に
含まれていた。
天使とつながることで
これが一番望んでいること
だと明確になった。
ただ、そのために私が
夫に積極的に話しかけたり
微笑みかけたりすることは
「決して」できない。
実際にやったことがあり、
それすら拒否されたからなのだ。