よりよく生きることを
考えてきた。
だからと言って
他の誰よりも努力したなんて
ことはまったくない。
自分でも残念だが（笑）
ホントに漠然とだけれど
成長が人生の目的だと
当たり前におもっていた。
だが、なんだかそのことに
縛られているかもしれないことに
気づいて、やめた。
つもりだった。
でも、仕事にしても
家事にしても、もっと
うまくできるように
したいなんて思ったりする。
柔軟な子ども時代を
ぎっちり管理された
学校生活を送った私たちには
しかたないことなんだろうか。
ただ好きな音楽を聴き続ける
ということをしていると
なんだかこれではいけない気に
なってくる。
常識なんて度外視して
私は私の人生を充実させようと
しても、逸脱できない。
逸脱する必要はないのだが
突き抜けたい、なんて思って
しまうのだ。
いい年をして、なにを
バカなことを言っているんだ
なんて声が聞こえてくる。
それは世間ではなく
自分の内面の声なのだ。
それがまだまだ常識に
縛られている証拠。
常識にも良い面があるので
全否定ではないことも
あるかもしれない。
私はけっこう常識的な人間だ（笑）
今ここを生きる、と
どんな人生になるんだろう。
とは言え、全ての人が
「今ここを生きる」瞬間を
体験していると思う。
空腹の末に臨む食事、
寒さを越えて入るお風呂、
眠くて仕方なくなっての睡眠。
などなど。
これ、今ここを生きる、で
体験してない人はいないだろう。
好きなように生きたらいい。
そう言われても
そう言われると
わからなくなる。
わからなくるほど私は
辛かったんだろうか。
そんな気はしないのだが。
今、必死に生きて
なんとか喜びを見つけだそうと
している。
現実より先に意識がある
ということは体験的にも
わかるから。