2010年になっての私のテーマは「意識とカラダ」のようだ。
もともとあったものが改めてはっきりした感じ。
そのキーワードで今のところ一番インパクトが強いのがこれ。
かの人はオステオパシー医なのだが、
自然療法医として有名なアンドリュー・ワイル博士が
世に紹介して、ついにはご本人が著述をした。
それが「いのちの輝き」
これは数年前、吉本ばなな氏が読売新聞の
お気に入りの本紹介のようなコーナーに紹介していた。
その切抜きを、今年になって片付けをしていたときに
発見している。ついこの前のことだ。
その数週間前に、チャクラに関するワークで
ようやく「生きる喜び」を思い出した私は(夫婦のことで
すっかり生きる指針をなくしかけていた)
自然療法を知るきっかけとなったワイル博士の
「癒す心 治す力」を改めて読み直していて
クロフォード博士紹介の文章に食い入っていた。
前にも読んで知っているはずなのに、新鮮な驚きがあった。
すると友人がブログで、「なぜだかメモしてあって
図書館で借りてみたら、とてもよかった」と書いていた。
いよいよ、私も読む機会を得た、ということだろう。
図書館でもすぐに借りられた。
これがおもしろいし、相変わらず生きる指針のない私へ
とてもよいアドバイスをしてくれているようだった。
人の不調は、単なる体の不具合ではなく、
なんらかの心理的要因があることが多いし
または別の全然関係ないように思われる身体的
ショック(交通事故だとか)が原因で蓄積された
ものであることも多いのだとか。
タイトル通り、まさに生命のエネルギーとはなんなのか、
意識と身体の絶妙な結びつきや、人間の持つ生きる情熱のような
ものの重要性が書かれていて、とても興味深いのだ。
もう1回読もうと思って貸出しの延長もした。
そして私への大事なメッセージは
「目の前の現象・結果が元にあるのではなく
その前に想念が存在しているのだ」ということ。
今の私の現状も私の想念が生み出したもの
だというわけだ。
それは相手がどうのこうの、ということでは決してなく
自分に全ての原因があるということをもって
真摯に自分に向き合うことを促すものだ。
自己責任は決して私自身を責めるものではない。
自己責任という言葉の使い方がそもそも間違っているかもしれない。
私は自分の想念が現実を創り出している、という
考え方がとても好きだ。
自分で大方のことはなんとかできる、という
ことだと思うから。
ただやはり年齢が若い方がオステオパシーにての
変化が起こりやすいということは、今までの社会通念と
同様で残念な気がする。
それも個人差はあるし、社会通念と言うよりは
自然の摂理、ということだろう。