近くを通りかかったので、有明のビッグサイトに行ってみようと
いうことになった。
だってほら「みなさ~ん、募金に来てくださいね」なんて
日テレでやってたでしょ。
考えてみりゃ、好き勝手に会場に入れたら
芸能人だらけなんだから大変なことになるもんね。
全くそういうことに疎い私でした。
それにしてもモニターなんかがあって会場内の様子が
わかるようになっててもいいんじゃないの?って思ったけど。
まあ、ついでだったからいいか。
がっかりして募金してくるのすっかり忘れちゃったほどの
関心の薄さですもん(苦笑)
でも、スピリチュアル的にも、成功法則的にも
募金は積極的にすると良い行為。もちろん
実際の生活としての道徳的にもね。
さて、本題。
ビッグサイト内をうろうろしていたとき
15歳の長男が傘を落としてものすごい音がしました。
私は不意にする物音に非常に弱いんです。
何か過去生か幼児期のトラウマがあると思うくらい。
そして
「何やってんの?しっかりしなさいよ」
と言ってしまいました。
すると
「何言ってんの。ただ傘落としただけじゃない」
との反論。明らかに向こうもムカッときたらしい。
確かにそうなのです。
ただそれだけのこと。
でも私としては寿命が縮むほどなのです。
それは「怒り」として表現されてしまうのが難儀なんだけど・・・。
傘を落とした音くらいじゃ
誰も振り向かないしね。
でも、広いところだからけっこう響いたのですよ。
そうなると引っ込みがつかなくなった私。
それは無意識に引っ込みがつかなくなっていたわけで。
口から飛び出た言い訳は
「まったく、こんな音にも誰も振り向かないのね。
人が倒れてもきっとみんな関心を寄せないのよ。」
とほほだねえ、私。
子供二人は
「傘落っことした音と人が倒れた音は違うから!!」
それも確かに、であります。
後から考えて
あの時はただただ
「咄嗟の音にはびっくりするんだからね~」
ぐらいに言っていればよかったのですわ。
そんでもって私以外の人には大袈裟に見えるだろうけど
思いっきりびっくりしてればよかっただけなのですわ。
ほんとに頭にくるくらいびっくりするのよねえ。
それは仕方のないこと。事実だし。
いつか何かの拍子にこの部分が癒されて解消される
かもしれないしね。
このように、人の意識というのはげに複雑なわけです。
私だけ?(笑)
感じたことがそのまま表現される自分になりたいと思います。
それは自分にも人にもやさしい生き方だと思うから。