おはようございます。

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今日と明日は春休み。
さて、この前の日曜日に健康セミナーの講話を聞きに行ってきました。
講師の先生は大島邦彦さんという方でした。
癌の発生する仕組みについての話が興味深かったです。
人の細胞は約60兆個からできていると言われていますが、新陳代謝として、毎日8000億個の細胞が死んで行くと共に生まれています。
毎日8000億個の細胞が細胞分裂しているんですね。
この内殆どはちゃんとコピーされて生まれ変わりますが、その内数億個がコピーミスをします。
このコピーミスの細胞には不死のいわゆる癌細胞があるわけですが、殆どはガン抑制遺伝子によって自死していきます。
しかし、約5000個くらいはガン抑制遺伝子をくぐりぬけ残ってしまいます。
不死細胞はやがてガン細胞へとなります。
この時点で免疫細胞が活躍します。
5000勝0敗によってガンは育ちません。
まれに1敗した細胞が年数を経てガン細胞の塊になっていくのです。
乳がんも10年位かけて育って発見されると言いますが、おおよそ10年から15年かけて大きくなり、バナナ曲線と言うそうですが、バナナの曲がり方みたいに最初はそう増えなくてもある時からグーンと増える曲線を描いていきます。
1個から始まって2個、2個が4個、4個が8個、8個が16個と2乗の倍数で増えるためです。
ガン検診がなぜ必要かというと、この発見されるサイズに育つのに年数がかかっていて、初期と言われるガンであっても長年かけて育って来ているという事で、早期発見するには毎年がん検診する必要があるのです。
私の場合でも早期発見でしたが、2年半サボってはいましたが、多分毎年受けていても発見されるサイズになるまでは、発見されていなかったと思います。
このコピーミスの細胞を殺す免疫細胞を全勝に導くためには、アミノ酸が重要です。
良質のたんぱく質とアミノ酸スコア100の食品を摂取する必要があります。
スコア100というのは9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれていることを言うらしいです。
免疫細胞は人の細胞60兆個の内2兆個あり、重さにして1キロ位に相当するそうです。
常に100億個が入れ替わっているそうです。
免疫細胞は人体の腸に60%から70%住んでいて、
腸内環境を整えることがとても重要だとわかります。
腸に居る免疫細胞の一部は血管に乗って全身のパトロールに出ます。
ウイルス、菌、ガン細胞を見つけては殺して全勝する事で病気にならないのです。
この免疫細胞を育てるためには栄養素が必要となります。自分で作れるものと作れないものがあり、作れないものは口から摂取します。
それが必須栄養素と言われています。
必須栄養素47種類の内、18種のビタミン、20種のミネラル、9種のアミノ酸があります。
これらの栄養素はおおよそ4時間くらいで消費されるので、朝昼夜に摂取する必要があります。
全てを食事からというのはかなり難しいので、サプリメントで補うのが効率的だと話されていました。
欧米では栄養補助食品は普及しており、医師、看護師、薬剤師、栄養士などの職業の利用率は概ね高いものとなっているようですが、日本はまだまだ低いそうです。
旦那が最近ミドリムシのサプリメントを始めたのですが、そのまま続けさせておこうと思いました。
次にガンにならない為の生活については明日記事にします。
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