この記事を読んで命の儚さ、大切さ
言葉に表せられない位の哀しさ
そして生を受けた自分の人生をしっかり生きる大切さを学びました。




私自身生まれた時、母はかなりの難産でした。
初めての出産で女の子だったのに、かなりの時間がかかり、最後は看護師さんが母のお腹を押してやっとの思いで生んだそうです。
その時の難産のせいで私の左股関節は抜けたままになり、生後3ヶ月で発見されて治療されたのです。

私も息子を2人出産しました。
母と同じく難産で、特に初産の時は吸引分娩で生みました。
もう少し時間が掛かれば鉗子分娩になるところでした。
回旋異常でとにかく出て来ないので、看護師さん達2人にお腹を陣痛に合わせて押され、吸引3回目でやっとこさ生まれるという大変な出産でした。
赤ちゃんは直ぐに産声をあげず、お尻をペンペンしてたのかな?
喉に詰まっていたものを吸引している様な音を、脱力した分娩台の上で聞いていたのを思い出します。
初対面の顔は紫色で頭には傷があり、とうてい可愛いとは言えないほどで、私は赤ちゃんってこんなのなの?と思っていた事を思い出します。

その長男も今やすっかりおじさんになっています。

この「命」を読んだ時、自分の出産を思い出しました。
今思うと奇跡的に後遺障害無く生まれてくれた事に感謝しなきゃと思いました。
当時は少し発達が遅めで、出産時の吸引のせいかな?と気にしていましたね。

この世に生を受けるというのは奇跡の連続です。
受精する事も、受精卵が着床する事も、お腹で育つ事も、出産も。

せっかく生まれて来たのだから、自分の人生しっかり生きなきゃいけませんね。