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日本臨床腫瘍学会学術集会の初日、第2講義の「日本のがん対策を知ろう」
講師は全国がん患者団体連合会の天野慎介さん
がん対策基本法が制定されてから10年
各都道府県にがん診療連携拠点病院が指定され、地域拠点病院と連携をはかり、患者にとって必要ながん対策は何であるかを講義されました。
講義は厚生労働省のホームページから抜粋された資料の説明でした。
日本のがんの患者の生存率などは、この基本法が制定される前は一部のがん治療をしている病院でのデータから導き出されていました。
しかし今はがん登録というのを全国の拠点病院で統計を取りより正確な数値を出せるように改善されました。
これによりがん治療の地域格差や病院格差などのばらつきを是正し、均てん化を図ろうとしています。
しかし未だにがん治療拠点病院にも標準治療がきちんとされていない病院などもあり、その指定要件を検討する必要があります。
厚生労働省のホームページでパブリックコメントを募集する機会があるそうで、時々ホームページを覗いてコメント募集されていれば、がん治療の国の対策への意見など投稿すれば良いそうです。
と、まあ難しい内容でした。
がん登録に関しては、私も主治医に登録する旨説明書を貰った記憶があります。
同時に私のがん細胞を今後の研究に使う事を了承する説明書も貰いました。
全国の拠点病院から正確なデータを集める事で、これからどの様ながん治療が有効なのかの研究も進むでしょう。
私の病院はがん治療拠点病院ですが、腫瘍内科(がん薬物療法)の専門の科はありません。
乳腺外科も最初はありませんでした。
専門の科がある方が患者は安心出来ますからね。
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