昨日の勉強会で、2016年版乳がんガイドラインについて、改訂された点について解説がありました。

その中で遺伝性乳がんについて

全乳がんの中で5〜10%が遺伝性と言われています。
遺伝子検査は自費で高額ですが、遺伝性があるかの目安として、下記に当てはまるかどうかがあります。

若年(50歳以下)で発症
トリプルネガティブタイプ
2個以上の乳がん発症
血族に乳がん、すい臓がん、卵巣がんがある

あくまでも目安なので必ずそうとは限りません。

昨日は出ませんでしたが、代々乳がんに罹患しているというのも聞いた事があります。

乳がんに罹りやすいかどうかは、特殊なタンパク質の変異があるか無いかでわかります。

BRCA1、BRCA2に変異があると言われたら?

乳がん発症前ならば25歳からMRI併用での乳がん検診を受ける

予防的に皮下乳腺全摘出を受ける
アンジョリーナジョリーが受けたのがこの手術です。

既に発症してる場合に発症側は標準治療を受けますが、健常側に予防的措置として切除する

発症していてもしなくても、卵巣を予防的措置として切除する

と言うのがあるそうですが、これらの予防的手術は保険適応外なので、自費になります。

自分が遺伝性乳がんのリスクが高いと思ったら、血族に乳がんの罹患した人が居たら、その人の発症年齢より5年早めに検診を受けると良いと今朝の番組で言ってました。

普段から胸の状態を知る事が大切で、お風呂などでは手のひらで胸を洗うのが変化を察知しやすくて良いでしょう。


ちなみに私の場合、誰1人血族に乳がんは居ず、私自身も早くに出産を終え、子宮筋腫で全摘していましたが、閉経も51、2歳の頃には女性ホルモンは無くなっていたのでリスクは低く、完全母乳で2人の息子を育てたので、リスクとして当てはまるのは年齢のみ。

でもなってしまったんですね。

今は乳がん治療よりも間質性肺炎に手こずってます笑い泣き笑い泣き笑い泣き





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