テレビから流れる芸能人や有名人の突然の訃報。
その亡くなった原因が癌と聞くと哀しくなる。
自分がその病になるまでは、テレビから聞こえてくるそれを聞いても、どこか遠い話だった。
自分の父が癌で逝ったときも、舅が逝ったときも、それでもその病に実感がわかなかった。
悲しかったけれど、癌は身近じゃなかった。
自分には縁が無いものと思っていた。
知らない誰かが癌で亡くなったと聞くと淋しくなる。
それはやっぱり自分が癌になってしまったという現実。
告知のショックは無かったはずだけど、受け入れたと思ってたけれど...
ふと、心にぽっかりと穴が空いた。
たまにはこっそりしんみりしてみるのも心のリハビリ。