こんばんは。久しぶりの更新になります。

以前遠征に行ったり、オフ会に参加した際、ボクのことをよく知らない方との会話で何度かこういうことがありました。

相手「宮部さんは好きな麻雀プロっていらっしゃいますか」

ボク「萩原聖人さんです。(^o^ゞ」

相手「・・・(無言)(-.-) (ナンナラチョットヒイテル)」

相手「雷電って萩原が足引っ張ってますよね」

ボク「(゜-゜)(。_。)」(返す言葉なし)


実をいうと今シーズンは、少し客観的にMリーグを見てみようという思いもあり、ツイートも控えめにしていました。
想いに想いを貯めて、聖人さん初トップの時に喜びを爆発させてやろうと心に決めていたのですが、、、

それが10月、11月と早々と過ぎて行き、そして年内の残るチャンスもあとはクリスマスイブのみとなってしまいました⤵

今シーズンの開幕戦
他家のハイテイを消すカンのし忘れ、他聖人さんの手順や手組みを見ていて、
「今シーズンは苦労するかもしれない」という気持ちが直感的にありました。

シーズン3期目の開幕を楽しみにしていた自分は、TL上に並ぶ雷電サポーター内外、ボクの親しくしている人間などからの酷評に心を痛めると同時に、
「今日の内容なら何を言われても仕方ない」という葛藤があったのです。
(いや、正直さ、まさかあんたが、それ言うの?ということもありました。)

しかし、Mリーグは、ボクにとっては娯楽であり、ストレスになっては決してならない。
麻雀がきっかけで出来たかけがいのない縁を失うわけにはいかない。
耐えるしかない自分がいて、とにかく応援に集中しよう。ツイッターは極力見ないようにしようと心に決めたのです。

そうこうして、シーズンを見守っていると、
シーズン序盤から瀬戸熊兄貴、お嬢の大奮闘もあり聖人さんのマイナスをなんとかカバー。雷電はカットラインも脱出し、聖人さんの調子も徐々に上向きに⤴

そしてここ数試合は本当に善戦に次ぐ善戦。きっと聖人さん自身自分が打ちたい麻雀が打てている。
他家の仕掛けや、微妙か孤立牌にも振り回されていない。
無謀な決め打ちもしていないし、主張がない鳴きも入れなくなった。

ツイッターでも、日に日に
「おもしろい」
「カッコいい」
「ナイス!」
「今回はいけるぞ」
と言った温かいコメントを多く目にするようになりました。

あんなに、アンチが多かった萩原聖人が、純粋に応援してもらえている。
さらには今日の最後の捲られ方に、雷電サポーター以外でもいっしょに悔しがってくれている。

それは【トップを取れないから】だけじゃなくて、
【いい麻雀を打っているのに報われなくて、ノートップの重圧と闘って苦悩している】姿に皆魅せられているからじゃないでしょうか?
今、ダントツ個人最下位でいる男が、そんな存在になっていることが、嬉しいのです。

(今年のフォーカスM)

話は少し変わりますが、
聖人さんが、謳うRMO(雷電の麻雀は面白い)って、もしかしたらMリーグ全体に当てはまることじゃないかと思い出しました。

ヒサト選手の魔王と呼ばれる、根こそぎもっていく勝ち方もそうだし、誠一さんの大きく勝つ手順も皆その怖さを知ってる。
パイレーツのテンパイ料にこだわる麻雀は昨年の優勝に繋がった訳だし、沢崎さんや前原さんのトリッキーな選択も全て。
洋服や食べ物に好き嫌いがあるように、
その人が気に入ったらそれがその人にとっての魅せる麻雀なのではないでしょうか。

聖人さんがかつてインタビューで言ってた、
「最終的に面白いかどうかは視聴者が決めること。何が面白いかは一生答えを出すつもりはないです。」って言葉。

本当にそれでいいと思う。
麻雀に絶対的必勝法がないのと同じだと思います。
答えが分かったらいつか終わりが来るよ。麻雀は。

だから、ボクも萩原聖人はいつ初トップ取るかとか小さい問題に答えを出さずに、トップ取る前にこのブログ書きました。 

最後に、もう一度。
ボクの一番好きな麻雀プロは、誰がなんと言おうと萩原聖人さんです。

おしまい。


(RMOリーグ2019開幕前日に頂いた動画メッセンジ 本当にありがとうございました。)