電気自動車を充電するには、専用のコンセントが必要となります。
100vでは充電に時間がかかる為、200vで充電できるようにコンセントを取付しました。
この工事を業者さんに頼んだ場合、工事代が数万~10万円以上するようです。
幸い私は電気工事士の資格を持っていますので、施工は自分で行います。
まずは資材の購入から。
必要なものは、三菱自動車のサイトを参考にしました。
http://www.ev-life.com/charging/introduction.html
・漏電遮断機付きのブレーカー 200v 15mA 20A
・電気配線 2.6mm 10m
・EV充電用コンセント パナソニックWK4322
・露出スイッチボックス
・アース棒とアース線
材料はすべてコスモ電材で購入、費用は1万円ちょっとです。
日産自動車のサイトでは、上記に鍵付きの【手元スイッチ】も載っていましたが、今回は付けません。
まずは分電盤に漏電遮断器付のブレーカーを取付します。
大きなブレーカーの左側に付けた物がそれです。
負荷側の両端から2.6mmの電線を使い200vを取り出します。
(ちなみにここは家ではなくビニールハウス用の分電盤です)
ブレーカーからコンセントを設置する場所まではPF菅を地中に埋めて配線します。
(沢山空いている穴は、今回の工事と関係ありません)
写真の中央に写っているのは水道のポールです。
蛇口の反対側に100vのコンセントも付けています。
PF菅に電線を通す時は、新聞紙などを縛ったりする時に使うビニール紐を掃除機を使って配管に通し、電線と結んで引っ張ると通しやすいですよ。
1人は電線を入れ、もう1人はビニール紐を引っ張る。
1人しかいない時は、自分で両端を持ってうまくやって下さい。
そのあとは設置場所にポールを立てます。
今回はビニールハウスの建設で余っていた支柱がありましたので、それを使いました。
コンセントの設置高は1m前後となっていますが、この支柱は短かったので80cmくらいです。
最後にEV充電用コンセントを取付け、アース接続して完了です。
電圧も正常です。
露出スイッチボックスとコンセントの接続部分はコーキング剤を使って防水処理をしていますが、念のため雨避けのカバーもかけておこうと思います。
今回は簡易的な施工でしたので2時間程度で終わりましたが、自宅のガレージなどにこの充電コンセントを付ける場合は1日がかりになるかもしれませんね。
これでとりあえず我が家の電気自動車を充電する準備ができました♪
今後は要望があった時だけ利用できる充電スポットとしても考えています。