文太さん

一昨日

菅原文太さんが

亡くなられ

急に立て続けに

立派な先輩方が

去ってしまい

とても

寂しいです。

文太さんは

物静かだけれど

どーんとした感じを受け

とても強いエネルギーを

感じる方でした。

文太さん座長の

「元禄お畳奉行」と言う

名古屋中日劇場公演の舞台に

萬田久子さんと共に

のこが芸者役で出演したのは

今からもう

30年位前でしょうか。。

舞台の上では共演し

会話していても

直接一度もお話をしないまま

東京に戻って来てから、

恐れ多くも賢くも 、

何と

文太さんから 

御食事のお誘いを受け

大緊張して

麻布十番にあった

オリエンタルな中華で有名だった

COXTOPで御馳走に

なりました！

せっかく誘って頂いたのに

今思い出すと、緊張で、 

聞かれた事に

答えるだけで

ろくに面白い事も

言えないまま 

御馳走を頂いて

帰ってしまった

気がします。

幾らなんでも

文太さんと２人切り

と言うのは

たぶん

今でも

話せないかもしれません。

そうそう！

お稽古場に

いつも文太さん

大工さんが履くような

地下足袋で毎日

いらしていました！

何でか良く解らず、

最初見た時、本当、

ビックリしました！

健さんとは

全く見え方が違うけれど

内面は近い気がします。

正義感が強く

言う時はズバッと言う

懐がとても広くて

凄く優しい方

文太さんは12歳までに 

3回も戦争を

体験したそうです。

戦争はどんな事があっても

絶対にしては

いけない！

無農薬の野菜を育てる！

脱原発！

私達の幸せの根底にある

1番大事な問題を

とても大事に

考えて生きられた！

文太さん

御疲れ様でした。

文太さんの熱い想い

しっかり胸に受け止め

生きて行きたいと

思います。