昨日は端午の節句でしたね。
ささやかながら、我が家も柏餅や、子どもたちの大好きな料理を並べたり楽しく過ごしました。
長男の兜飾りは、義父からの贈り物です。
本当は、私と夫で選んで買いたいと思っていて、銀色の屏風の少し渋みのあるやつに決まりかけていたのですが、義父から突然「兜買ったから来週そちらに着くから」と電話があって、あまり趣味ではなかった金色キラキラのものが届きびっくりした思い出があります。
その時は「前もって一言相談してくれたらいいのに…」という気持ちもありましたが、まあ、100%初孫への思いから買ってくれたでしょうし、嬉しくもありました。
そしてある時、妹が兜を素手で触っているのを見た長男が「それはおじいちゃんが僕が元気に大きくなりますようにってくれた大事なやつだから手で触らないで!」と怒っていました。
お、ちゃんとおじいちゃんの気持ち伝わってるんだなぁと感心した思い出があります。
「親以外にもあなたの成長を喜んでいる人はいるよ」という気持ちを伝えることができたので、おじいちゃんから贈ってもらって良かったなと今は思います。
その義父も、末期癌。
転移していて肝硬変も併発しています。
夏はおそらく越せないと言われています。
正直なところ、自慢の息子がギャンブル依存症になって自死を試みたことは知らないままでいて欲しいです。
何も知らずに、息子と3人のかわいい孫が健康で楽しく暮らしていると思ったままでいて欲しいです。