やっとこの連休で雛人形を出せました。
毎年節分を過ぎたら早めに出そう!と思うのですが、ついつい遅くなってしまいますね。
実は我が家には、長女用と次女用それぞれに同じような三段飾りの雛人形があります。
これには、次女が生まれた時の私と夫の気持ちがあるのです。
女の子二人いるご家庭は、雛人形どうするか悩む方も多いみたいで、私も次女が生まれてすぐに「姉妹 雛人形」「雛人形 二つ目」「ひな人形 共有」とかでめちゃくちゃ調べました。
いろんなご意見がありました。
「家庭に一つで良い」
「人形が子どもの身代わりに厄除けにるのだから一人に一つ」
「妹の方は日本人形にした」
「妹の方は吊るし雛にした」等々。
どれも納得のいく体験談でふむふむと読んだのですが、最終的に我が家が出した結論は「長女と同じような三段飾りを次女にも買う」でした。
理由は簡単で「三人兄妹、できる限り平等に扱うと決めていたから」です。
もちろん、平等=同じだけお金をかけること という意味ではないです。
日々の接し方とか、同じように褒めるとか、同じように心配りをすることも含めて、できる限り平等にしたかったのです。
同じような雛人形が二つあれば「平等」の気持ちが目に見えて二人に伝わるかなと思ったからです。
誤解の無いように言っておくと「雛人形は家庭に一つ」の判断も間違いとは思いません。「一人に一つなんて人形業界の思惑に乗せられているだけ」という意見も賛同できる部分ではあります。
それでも、夫と相談して我が家では同じだけの気持ちを込めて、それぞれに雛人形を用意しました。だからこれは私と夫の「三人とも同じだけ大切」の表れです。
これから先もずっと平等に育てていきたいです。
「長男だけ大学」
「次女だけ奨学金」
できることなら、そんな差をつけずに育てていけたらいいなと思っています。
そのために、学費も同じように用意しておきたいです。一度夫がほとんどギャンブルに使ってしまいましたが……
(理由があって兄弟間で金銭的な差をつけて育てているご家庭があっても、それを批判するつもりではありません。あくまでも「我が家の場合」の話です)
雛人形、結果的に二つ用意してとても良かったです。
それぞれ気に入っているようで、昨日も「屏風の絵はこっちの方がかわいい」「着物の柄はこっちの方が綺麗」とアピールしていました。
ちなみに、出すのは大体1時間半。しまうのは40分くらいです。
出し入れの手間を考えてガラスケース入りにするか迷ったのですが、我が家は女三人でワイワイ箱から出して並べるのも一つの行事として楽しんでいるので、このタイプで良かったと思っています
。
購入はどちらも地元のお人形専門店。デパートとかで買うよりとっても安かったし、種類もたくさんありました。買いに行ける距離にお住まいの方には「安くて良いお店です」って教えて差し上げたい……
こちらは次女のお人形です
収納はこちらの桐箱と不織布の袋を使ってます。