私は今回のことで、夫にかなり怒っていますが、同時に同情もしています。

ただ、この同情が過ぎると共依存につながると思い、少し客観的に夫の状況を整理してみたいと思います。


夫は、地方の大きめの都市の出身で、一人っ子。

父親は建設関係の会社を経営していて、母親は学校を出た後に洋裁を習うなど花嫁修行をして、一度も働くことなく専業主婦になったと言っていました。金銭的には恵まれた家庭だったようです。


ただ、このお父様が良くいえば豪快、悪く言うと無神経な方でした。幼い頃の夫をよく競馬場に連れて行っては、ほったらかしにして迷子にしていたそうガーン

お父様が「気付くといなくなってるから」と楽しそうに笑いながら話すのを、私は信じられない気持ちで聞いていました。


地方の競馬場に行ったことがある方はわかると思いますが、昼間からお酒を飲んで通路に寝たりしている方もいる世界です。もちろん中にはレジャーとして健全に楽しんでいる方もいるのは知っています。でも私は社会人になって、初めて同僚たちに誘われて地方競馬に行ったとき、その雰囲気を怖く感じたのを覚えています。


あの中に、小さな子が一人きりにされる、しかも何回も。怖かったのではないか、怖いと言う感覚すら麻痺していたのではないかと考えると可哀想だなと思います。


夫が精神科のカウンセリングを受けた時、幼い頃から父親に競馬に連れて行かれていたことを伝えると「あー……それは、良くなかったですね」と先生から言われたとか。


私もそう思います。





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