暇ができたんで、今までで経験したことと知ったことをまとめます。

長文になったこともあり、少し嘘を書いてそうで怖いです。

ご指摘やご質問など受け付けますので、気軽にコメントしてください。

 

 

ネットで調べても、悪性かどうかわからない人が多いと思います。

結論を言うと、病院で調べないとわかりません。たぶん。

ここに書いていることは参考程度にしかならないと思います。

また、私の場合は悪性でなかったため、悪性である場合のことはあまり書かないのでご了承ください。

 

まず、骨腫瘍・骨軟部腫瘍の症状は様々です。

症状から悪性かどうかを判断するのは難しいと思います。

 

例えば、目で見てわかるくらいのしこりや腫れがある人もいると思います。

一方で、手で触っても違いが分からない人もいます。私はそうでした。

 

症状で言えば、動かすと痛かったり、安静にしていても痛かったり。

 

これらの情報から悪性かどうかはわかりません。

ネットで調べると、悪性腫瘍の場合の症状と一致していて不安になるかもしれませんが、

良性でも同じ症状になることがあります。(それは珍しいことではないと思う・・・)

 

良性でも急速に大きくなる腫瘍もあれば、悪性でも非常に遅いスピードで大きくなる腫瘍もあります。

 

とにかく、悪性かどうかを判定するには病院へ行くしかありません。

悪性を疑われたなら、おそらくMRI検査を受けると思います。

まず、腫瘍の大きさは重要な情報です。

大きさは関係ないとは言いましたが、大きければ悪性の疑いは強くなります。

また、大きければ、それだけ事態も深刻であり、迅速な対応が必要になります。

 

血液検査も参考になるそうです。

おそらく、特定の成分が多くなるのが確認できたら悪性かも、という感じかと。

 

そして、PET検査や生検をする場合が多いと思います。

腫瘍が小さい場合は経過観察になり、MRI検査だけで終わることもあるとは思いますが。

PET検査で、腫瘍の転移が見られなければ、少しはましな状況だと思います。

しかし転移していても、悪性でない可能性はあります。

(悪性以外でも転移する種類の腫瘍がありますが、命にかかわるものではありません)

また、良性でも光って写ることがあるという点もご注意を。(私はそうでした)

 

生検は実際に腫瘍を抽出する検査です。

ここで、きれいなサンプルを得ることができるかは意外と重要かもしれません。

「どうせ悪性細胞が確認できなくても、たまたま取れなかっただけかもしれないんでしょ?」

と私は思っていましたが、専門家の方々はここで得た結果をかなり信用していたように感じます。

 

生検の結果が出るのは1週間以上かかります。(私は2週間ぐらいだったかな?)

ただし、最初に細胞の形を見るそうで、これも参考になるそうです。

(細胞の形が歪なら悪性の可能性が高い、ぐらいのものだと思いますが)

 

私の場合は生検の結果から、病気の候補をある程度絞って、悪性じゃなさそうだから手術しようって感じになりました。

悪性と良性と言っても、種類は多いので確定できないこともあります。

ただ、素人の私たちは、「悪性か良性」の2択で考えていいと思います。

命にかかわるのが悪性、それ以外が良性 くらいの感覚で問題ないと個人的には思いました。

 

結局のところ、いろんな検査をして、それらすべての結果から答えを出すんだと思います。

生検が重要であることは間違いないですが、それ以外の検査も加味しているはずです。

 

そして、良性なら、手術するだけです。 リハビリは頑張ってください。

また、入院中に困ったことなどは書きません。(気が向いたら今度書くかもしれませんが)

 

 

骨腫瘍・骨軟部腫瘍は希少疾患です。

専門家も少ないため、病院の選択は注意した方がいいかもしれません。

大きい病院でも、専門家が1人もいないことは珍しくないそうです。

専門としている医師が多い病院の方が、安心ではあります。

 

種類にもよるそうですが、若者が罹患しやすいそうです。

不安をあおるわけではありませんが、関節の痛みや骨のしこりのある人がいれば、

整形外科の受診を勧めた方がいいのかな、と思いました。(この場合、接骨院や整骨院はお勧めしません)

たいていは杞憂に終わると思いますが、もしものことがあるので。

 

この分野の研究がより発展することを心よりお祈りいたします。

 

 

本文は以上です。 ここからはメモです。 参考までに。

ちなみに、ドレーン除去とか抜糸とか、このブログで言及してなかった気がしますが、

大したことないから言及してないだけです、きっと。

 

受けた検査・治療とか(たぶん全部)

1. レントゲン

2. 単純MRI

3. 採血

4. レントゲン

5. CT

6. 造形MRI

7. PET

8. PCR検査 (腫瘍とは関係ないけど・・・)

9. 採血

10. 針生検

11. 骨シンチグラフィー

12. 造形MRI

13. CT

14. 採血

15. 手術

16. 採血

17. 尿道カテーテルの除去

18. ドレーン除去

19. 採血

20. レントゲン

21. 抜糸

22. 採血

23. レントゲン

24. 採血

25. レントゲン

 

私が罹患した病気

-動脈瘤様骨嚢腫を伴った軟骨芽細胞腫 (英語ではコンドロブラストーマと呼ぶらしい)

-治療は病変の摘出と人口骨の移植

詳しくは聞いていませんが、おそらく腫瘍が骨を溶かしながら大きくなり、

骨にできた空洞に血液などが溜まり、動脈瘤様骨嚢腫を引き起こしたんだと思います。

数年かけて腫瘍が大きくなり、この状況になったと予想されます。

 

補足

実は私、骨腫瘍と骨軟部腫瘍の違いとか分かってないです。

私の場合はたぶん骨軟部腫瘍だったのですが、よくわからないので本ブログでは骨腫瘍・骨軟部腫瘍と書いてます。