最近忙しくて更新できてなかった……

 

前回の記事を見直すと、次回は退院までを書くとか言ってやがる。

なぜ、手術から退院までを1回で書けると思ったのか。

 

 

あくまで事前に聞いた話だけど、手術の内容を話しておく。

右のお尻を切って開いて、神経や筋肉を切りながら深く進んでいき、骨盤にある腫瘍までいく。

腫瘍まで来たら、腫瘍を取って、人工の骨で埋め立てて終わり。

 

腫瘍は足の骨と骨盤の接続部あたりにできていて、後ろ(尻の方)にできていた。

骨を溶かしながら大きくなっていき、前(股関節の方)まで拡大していた。

 

後ろの方から腫瘍を吸い出したときに前の方まで一緒に取れると予想しているけど、もし残ってしまったらまた今度手術しなおそうって言われてた。

 

それと、切った筋肉は完全に修復されずに、後遺症となるかもしれないらしい。

まあ後遺症と言っても、特定の方向にだけ足が動かしにくいってレベル。

 

 

そして手術当日。

全身麻酔は初めてだったから、どんな感じで眠るんだろうとか思ってた。

手術は朝8時から。 たしか前日の昼食後からは食べるの禁止。

日が変わったら飲むのも禁止。 だったと思う。

 

ちなみに腸の掃除をしないといけなくて、それが嫌だなって思ってた。

でも毎日ちゃんとお通じはあったからしなくていいって言われて一安心。

 

手術室はめっちゃ広くて、ハイテクな感じ。

もっと狭くて質素だと思ってた。 ドラマではそんな感じじゃない?

よく知らないけど、エヴァでスタッフがギャーギャー騒いでる部屋にありそうな、でかいモニターが壁にあった。

白くてきれいな機械がたくさんあるけど、窮屈に感じない広さ。

モニターの前で座って手術の準備が整うのを待っている医師はかっこよかった。

 

手術室に入ると、手術台?に自力で上がってあおむけで寝てくださいと言われた。

寝ると、どんどん準備が進められる。

点滴を打って、眠る薬を入れますよって言われる。

 

眠れなかったらどうしよう……

とか思ってた気がするけど、気づいたら病室にいた。

手術終わったよって看護師に言われる。

でも意識がもうろうとしていてわけがわからない。

手術が終わったことは信じられなかった。

 

いつもの感じで起き上がろうとすると、看護師に止められる。

なんか話しかけられるけど、現実と夢の区別がつかないとだけ答える。

また起き上がろうとして、看護師に止められる。

 

振り返ると、本当に意味不明な行動。

 

……まあこんな感じで、手術自体は大したことなかった。

ていうかむしろ、この後の方がきつかった。

その話は次回にしようと思う。

 

骨腫瘍・骨軟部腫瘍関係の話ができてなくてごめんなさい。

このブログを見てくれる人は、この病気自体に関する情報を求めてると思うので、次回こそは退院までさっさと書こうと思います。