改善がみられないにもかかわらず、長期に渡り変わらぬ治療を続けておいでの患者様がよく来店されます。
今日もお越しになりました。
病院の治療は、基本「対症療法」です。
「対症療法」は、症状、苦痛を和らげるか、もしくは取り除くことを目的とするもの。
ものすご~くつらいときや、命に係わるときなどに、助けてくれますよね。
ひどい痛みのあるとき、大怪我したときなどなど、何度かはお世話になったことがおありでしょう。
慢性病や生活習慣病の治療となりますと、少し違うところもあるのではと、考えさせられます。
表に現れた症状を、ただ薬で抑えているだけでは、一向に良くなりません。
お悩みの病気や、現れている症状の原因をみつけないと、改善させるのは難しいと思われます。
東洋医学は、西洋医学の「対症療法」と異なり、病気の主の原因をみつけて改善へと導く「原因療法」が特徴的です。
例えば、旅行中にカバンをなくしたとしましょう。
なくしたことに気が付き、そこで新しいカバンを買い与えるのが「対症療法」。
辿った道のりを一緒に思い出しながら、なくしたであろう場所を、見つかるまで捜索するものが「原因療法」ですかね。
東洋医学はややこしく、手間の掛かるものですが、数か月変わらぬ治療を続けていても改善がみられないようでしたら、薬の副作用で悩まされる前に、東洋医学の考え方を聴いてみては如何でしょう。
とはいえ、身を粉にして頑張り過ぎた結果、病を患ってしまうと思われる世の中です。
皆様、漢方相談なんかしている時間はないのかもしれないのです。
「ゆとり」のない現代社会が、そもそもの原因かもしれないですよね。