自分も歳を取ったなぁと思う事が増えた。

私の場合、若い芸能人に一切興味が湧かなくなったことがまずそれだった。ジャニーズや女性アイドルがみんな同じ顔に見える。これはきっと加齢あるあるではなかろうか。

イケメンと言われてもねぇ…と思う子も増えた。
昔の芸能人はもっと正統派な分かりやすい美形が多かったから、最近の個性的なイケメン枠はどうもピンと来ない。

当たり前だけど年若いアイドルや俳優は子供のようにしか見えず、落ち着くのは竹野内豊さんや反町隆史さんなど往年のイケメン俳優。

彼らは加齢とともにどんどん色気が増し、大人の男のエロスを醸している。これは私の年齢がそう見えさせているのもあるが…

昔なぜか段田安則さんにエロスを感じていた私は人とはちょっと好みが違うと思うけど、最近の若い美男子よりもおじさん俳優の方が好き。
(〃▽〃)


↓反町隆史さん
若い頃よりも今の方が断然好き。
シワも男の色気のひとつよ♪(*´ω`*)
(※画像はHPより拝借しました)



音楽も同じ。
私の場合は自身の青春時代(青春らしい青春など無かったが…)である90年代ごろの曲がいい。

一応世間の流行も把握しておこうと思い、最新ヒットチャートのプレイリストもたまに聞いてみるものの、結局落ち着くのはB'zなどの懐かしい曲。(私は稲葉さん信者)

最近はアーティスト名が奇抜で覚えづらいものばかりで、歌詞の女々しさが気になったりする。運命の人は僕じゃないって思っているくせに離れがたいって何やねんとか、そういうモヤモヤ感の方がに先に立ってしまう。(ヒゲダンの話ですけども…)この辺も世代による感覚の違いなんだろう。


↓懐かしい曲の一例
先日何かのきっかけで観月ありささんの曲を思い出し、数日間ヘビロテしてしまった。

この時代の小室さんはかっこよかったよね
(*・ω・)


こうして青春時代のスターや名曲を懐かしむ私は、もはや立派な「回顧おばたん」なのだ。

またの名を「昔はよかったババア」とも言う。
よほどでない限り、誰もがいつかはこうなる。

人は自分が輝いていた時代から抜けられない生き物だ。女性の服装や化粧がいい例。耀きあの頃、そこで時が止まる。それの度が過ぎると年相応に変化ができず、某歌姫のように痛々しくなるので要注意。


↓私が回顧おばたんとして目覚めたきっかけがこれ
イントロが頭から離れなくなる名曲(ノ∀`)


安室ちゃんが引退発表した時、私と、一つ歳上の同僚は大騒ぎした。あの安室ちゃんが!!と。

しかし20代の子達は皆シラーっとしていて、沢尻エリカさん並みに「別に…」という風に冷めていた。というか全くの無関心。それが自分はもう「そっち側」ではないのだとはっきり悟った瞬間。

こんな風に自分が第一線?を退いたという感覚は寂しい。人生のピークを超えたわけだから。

でも回顧おばたん側になることは別に悪いことじゃない。もう若くないと嘆き悲しむことでもない。自分が好きなものは好きでいいのよ。恥ずかしく思う必要など全くないし、堂々としていい。

気をつけねばならないのは、今の若い子達に流行っている物をむやみやたらに否定しないことだと思う。

「この子のどこがイケメンなの?」「昔の◯◯の方がすごかった」なんてうっかり言わないように気をつけたい。これは絶対アカンやつ。

若者と敵対し、煙たがられ、嫌われるだけ。回顧おばたん症状の自覚のある人は注意しよう。

逆に言うと、若い子達からも自分の古き良きを安易にダサいとか古いと言われたくない。へー、そうなんですね程度に流してもらえるのが理想的。

老いも若きも、互いの価値観を素直に認め合えたらそれが一番いいよね。
(;^ω^)

今から若者と同じ感覚にはなれないし、なろうとも思わない。私は回顧おばたん道を歩んでいく。