コロナの数年前から、LCCが一気に普及し、海外へお安く行かれるいい時代になっていた。

安近短、おまけに某国との関係の絡みもあり、台湾は一躍人気になった。日本各地の空港からLCCが何社も飛び、変な時間の深夜便でもかなりの搭乗率だったと思う。

LCCは安さがウリ。
だからみんないかに安く行くかを求める。

受託荷物を預けず、座席指定をせず、当然機内販売も買わない人が多い。LCCはこのような追加料金がバカにならないからだ。

本当は持ち込み禁止のはずの飲み物を持ち込む人がほとんどだろう。CAさんも飲み物に関してはわりと黙殺してくれる。(本当はダメだけど…)

某社の機内販売
「お湯」200円にびっくりびっくり


かくいう私も飲み物だけはひっそりと持ち込むことが多い。

気圧による頭痛や酔い止めの薬を飲みたい時に水がないと不安なのだ。ペットボトルの水は必ず持っていないと心配になる。

しかし…
当然ながら同じ考えの人は多い。
「水だけは買ってから乗ろう」

みんなこういう風に考えるに違いなく、台湾からの帰国時は空港内の搭乗ゲートに向かう通路の自販機の水は大体売り切れだ。無糖のお茶も売り切れ、残っているのは缶ジュースぐらい。


桃園のカードラウンジには水のペットボトル提供が無いので、ラウンジで水を入手する事はできないショボーン

水が売り切れの時に私がどうするか?
人のいない搭乗ゲートに行く。人がいない、使用予定のないゲートの自販機ならば水も残っている事が多いのだ。

しかし、それさえもダメな時は最終手段。
搭乗ゲートにある給茶器を使う。

皆さんご存知と思うが、中華系(特に大陸の)の方は水筒持参率が高い。だから桃園空港の搭乗ゲートにも給茶器があり、お湯を注ぐ事ができるのだ。


持参の水筒があればここでお湯を入れ、お茶を作れる。
水が入手できない時は助かるので覚えておくと便利ニコニコキラキラ


ちなみに成田空港など日本の空港にも給湯器がある。高温ではないが、赤ちゃんのミルクやお茶を作ることは可能。

LCCだからお金をかけたくないのもあるけど、揺れが強い日の場合は機内販売が来ない事がある。

これはレガシーキャリアの場合も同じ。機内サービスが来ないと水がもらえない。のどがカラカラになってしまう…

そういう場合もあるので、やはり旅には水筒があると便利だと思う。

LCCでの飲食物持ち込みは基本的にNG。
ここで書いている事は「あなたの良心にまかせます」という話なのでご了承ください。お願い