今日は、6歳の次女が通う現地校の遠足(科学センター&森の中の公園)へ

付き添い父兄として参加してきました。

前日まで、ボランティア募集に全く参加する気もなかったのですが、

突然の欠員が出た為に、クラス全体が付き添い人数が満たなければ、

中止になるという危機だったので

手をあげました。。。そして、初、コロナ検査テストを家ですることに。

真夜中12時に、もし陽性だったらとヒヤヒヤでしたが

結果は陰性でした。

 

コロナで学校行事そのものが、最低限に縮小されていたので

子供たちの楽しみ度は、バスが出発した瞬間に大きな歓声と

後方に座る男の子たちは、シートベルトがきしむほど

ドタバタしておりました。耳栓を持ってくればよかったと思った程でした。

 

私は、次女を含む6名を担当することに。

でも、皆興奮しながらも、担任の先生のお話をよく聞いて

普段の教室から飛び出しても、無茶をする子もおらず、関心しました。

もちろん、皆、毎回ダッシュで、次々と興味のあるコーナーへ走っているのですが

本当に無邪気で、友達をこっちへ来て!見てみて!っと

コロナのお陰で、学校生活も少なかったのに

自然な団結力のような繋がりを、そばで見つめていました。

 

室内の、内臓パズルや仕掛け鏡や鍵盤ジャンプ等のお楽しみの後

野外へ出た時でした。

 

伐採された、結構な量の枝や、ほとんど大木のような木がゴロゴロと

子供たちが遊べるように、放置されていたのです。

子供たち、一目散に走り出し、なんと5,6人の男子と女子一人が加わり

その一本の大木を、よいっしょっよいっしょと運びだしたのです。

みなさん、もちろん英語です。

その子供たちの姿を、後ろから見守りつつ、

真の社会見学が出来た私は、感動でそれまでの疲れもぶっ飛んだのでした!

 

六歳の子供たちは、見事に声を合わせ、お互いが呼び合うでもなく

その大木を運ぶという、一つの事に共感を持ち

さっと集まり、行動に移した姿が、人間の原点というか

村人、昔の人々を見たような気持ちになったのです。

 

 

現地校では、担任の先生の頭文字をとってクラス名とします。

例えば、1Aは、担任がアンドリュー先生のクラスです。

見事にアンドリュー村が出来ているかのようでした。

 

その見えない、先生が醸し出す村のオーラの中で

めちゃくちゃ思いっきり、皆自分を全開に出している感じです。

 

本音は、どうして行くって手を挙げてしまったのだろうと

朝の行道は、少し重い気分だったのです。

 

任務を全う出来たのと

子供たちの持つエネルギーとそれぞれの才能を見る事が出来て

学びが出来たのは、私達、親の方だったかもしれません。

 

先生たちにも感謝の気持ちでいっぱいになった

遠足の一日でした。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。