2017年2月11日(土・祝)
出演者
FantaRhyme with ゆけむりDJs、アイドルネッサンス、フィロソフィーのダンス、星野みちる、
Negicco、
まずは、Negiccoの特典会とライブについて。
それ以外の、様々なことは次回のブログにて。
11時頃、物販がはじまる。
札幌からやってくるmactakaさんに頼まれた7インチ盤、そして自分はまだ未購入だった限定版Aを購入。
すると、ネギ券を3枚確保。
13時30分から特典会が開始されるのだが、13時55分からは星野みちるちゃんのライブが始まる。
みちるちゃんのライブをはじめから見るためには、特典会をその早い段階で終わらせておきたい。
ということで、特典会が行われるはずの、大広間とは廊下を挟んだその別室、別室前の廊下付近の人の集まり具合を気にしはじめる。
13時20分頃、ぼちぼちな感じに集まっているので、mactakaさんと廊下で待機することにする。
この段階では、待ち列を作る指示はない。
13時30分頃、何げに集まっている人々へ、何げに待ち列を作るよう指示が出される。
何げに待ち列を作ってゆくネギヲタな方々。
どうやら僕らは20番目くらいではなかろうか。
別室に近づいてゆくと、ようやくNegiccoの3人が眼に入ってくる。
3人の衣装は「愛、かま」
近くでみると、あらためてよく似合っている。
順番は、mactakaさんが先で自分はそのあと。
まずは、mactakaさんがぽんちゃに握手する。
すると、
「おひさしびりです~。」
という言葉が、ぽんちゃの笑顔とともにmactakaさんへ投げかけられる。
完全に認知されているmactakaさん。
「年賀状、ありがとうございます~。」
という言葉がそれに次に続く。
mactakaさんが送った年賀状をしっかりと記憶しているぽんちゃ。
もはやアイドルとヲタの域を少し超越しているのではないかという、いやはや、とてもうらやましい雰囲気である。
そんな嫉妬と羨望、さらには自分はいったいぽんちゃに認知されているのだろうかという疑念が入り混じったどす黒い感情が、体内と脳内につまりは全身に渦巻いたままに自分の番がやってきてしまうと、自分から言うセリフは何も出てくるはずもなく、ただただ、おもむろに無言で出してしまった自分の両手を握手しつつぽんちゃは、
「今年もよろしくお願いします。」
という言葉を投げかけてくれた。
さすがはぽんちゃ、一瞬のうちにこちらの気配を読み取ってわざわざ気を使ってくれたわけだけれど、ぽんちゃに気を使わせてしまう自分ってどうよ、自分ダメじゃん的な感情までもが沸き起こってしまい、すると次のNao☆ちゃんにも無言で両手を差し出してしまった自分。
一瞬、Nao☆ちゃんも無言で両手で握手してくれたのだが、次の瞬間には、
「温泉には入りましたか?」
という助け舟を自分に向かって出港させてくれ、またもやアイドルの方から気を使ってもらう始末のテイタラクで、この時点でもはや自己崩壊、自己嫌悪。
そんな状態ままにかえぽへ臨んでしまったので、自分の口から放たれた言葉はあろうことか、なんということか、
「長生きしてくださいね。」
いま、この時期にこれを言ってしまってはダメでしょう、そんなことは足りないオツムでも少し考えればわかるでしょうに。
やっちまったよ感、満載。
それに対するかえぽの応対は、大人な応対で寛大なココロを示す微笑み返し。
あの笑みでかなり救われた。
かえぽは聖母か、あるいは慈母か。
もはや、自分、特典会に参加すべきではないことを痛感。
いったいこれまでの人生、何をしてきたのだろうか?
初告白する中学生男子でもあるまいに、いや、彼らのほうがよほどしっかりと自分の思いを伝えられるにちがいない。
そうは言っても、懲りずにふたたび特典会の列に並ぶにはちがいないのだが。
かえぽに救われたものの、やはりまだ落ち込みつつ、大広間の席へ戻る。
ネギ券3枚のうち、2枚をmactakaさんに手渡しておいてよかった。
mactakaさんは一度、席へ戻り、特典会の待ち列が短くなったころを見計らって、もう一度参加なさっていた。
ほぼ定刻通り、Negiccoのライブがはじまりそうなので、座卓からあわてて立ち上がり、前方のフリースペースのぽんちゃサイド、縦位置的にはその中間あたりに座る。
この時点での飲酒量は、生ビール大ジョッキ2杯と缶ビール1杯。
それを約4時間かけて飲んだわけだから泥酔しているわけではなかったが、それでも思考回路はいくぶん麻痺しつつあったのだろう。
いつもならば、大なり小なりの数々が印象に残っているはずのNegiccoライブなのだが、今回については、ひたすら楽しかったという印象。
それと、Negiccoの3人がライブを行うのは、1月22日(日)「TOWER RECORDS presents ザ・感謝祭 2017 新春」、このとき以来だからちょうど3週間ぶりのライブということで、いつも以上に元気溌剌で、いつも以上にライブすることが楽しくってしょうがないという雰囲気に溢れていたこと。
そんなところにもってきて、湯会ならでの、湯会会場でしかありえないであろう座敷だからこその開放感、そしてオーディエンス諸氏の酔いにまかせた勢い。
そろらが渾然一体となって、実に盛り上がった。
しかも、こちらの予期せぬ、でも3人にとっては予定通りなのであろうアンコールの登場は、やはりこちらが期待してはいなかったからこそ一層うれしく、しかもそれが 「愛、かま」「バーディア」 と畳み掛けてきたのだから、願ったりかなったりの3人からの贈り物であるわけで、その贈り物の中身を送り主が開封してくれた瞬間から、それをしかと受けとめた酔眼の彼方には、ステージ上のメンバー3人の姿にかぶさって、まだ見ぬ上越高田の雪景色が浮かんでは消えたり、夜の帳にキラリと光るネギライトに埋め尽くされた野音の光景がよみがえってきたりして、そんな現在と夢想と過去の景色が脳内で時空共々入り乱れる様はまさしく酔っぱらいの風体なのであり、でもそれは湯会だからこそ許されることなのだった。
【セットリスト】
1.パジャマパーティーナイト
2.自由に
3.マジックみたいなミュージック
4.私をネギーに連れてって
5.恋のシャナナナ
6.さよならMusic
(アンコール)
7.愛、かましたいの
8.ねぇバーディア
8.ねぇバーディア