「ASB―Negicco×清 竜人25―」
4月28日 (火) 渋谷 club asia 18:30開場 19:30開演
開演25分前に入場。
club asia、はじめて訪れるライブハウス。
バーカウンターでジャックダニエルのロックを飲んでから、
開け放たれているドアを入って、階段を数段上がるとフロア。
すでに最後部にまで人がスタンディングしている。
しかし、この時間にここで立っていてはあとから入ってくる方々の迷惑になるということで、
適当に前方へ進んでゆくとフロアの中程まで来ることができ、
その中央やや左寄りのかえぽサイドに位置を定めた。
周りを見回すと、フロアの奥行が深くはなく、想像していたよりはるかに小さなライブハウス。
そして、ステージまでが近い。
今日のチケットは売り切れているが、300名ほどか。
開演まで、周囲の会話に何気に耳を傾けると、
「竜人くん」「竜人くん」
という名前が入ってくる。
そういえば、Negicco単独のライブよりも女性の割合が高めだし、
自分のようなオッサンの姿がいつもよりもきわめて少ない。
ほぼ定刻、
夫人たちがステージに現れる。
予想どおり、「清 竜人25」 のライブからスタート。
一昨日、日比谷野音でみたばかりの 「清 竜人25」、
ステージが今日の方が格段に近いせいか、その時の印象とは少し異なった。
野音の開放的で健康的な雰囲気とは真逆なライブハウス、
ミラーボールが廻り、ライトが映えるステージ上、
そこでの 「清 竜人25」、
隠微さとキワモノ感が満載で、そこがたまらなく、
見世物として見事に成立している。
願わくば、アイドル戦国時代に咲いたあだ花として短命に散ってしまうのではなく、
できるだけ長く活動して、新たな楽曲で次々と楽しませてほしい。
フロアの最前列をしょっちゅう煽る竜人くん、
イケメンとは言い難いルックスなのだが、セクシーなのだ。
煽られたファン、とくに女性ファンにはこたえられないだろう。
同じように夫人たち5人も代わるがわる最前を煽るから、
男性ファンにはたまわらいだろう。
自分も、最前に行きたくなった。
行って、竜人くんからも、夫人たちからも煽られたくなった。
竜人くん、歌って踊っているときは実に楽しげな表情、
しかし、そうでないときは、つまらなそうな所在無げな表情。
MCは夫人たちに一任、自分はさっさとステージから袖に去ってゆく。
MCが終わると、なんだかやる気がなさそうにけだるそうに登場して定位置に着く。
それが、曲のタイトルをコールしたとたん、輝き出すのだから。
この落差も魅力のひとつか。
ステージ上で、竜人くんと5名の夫人が横一線に並んでパフォーマンスをすると、
それはミュージカル。
個々に位置してパフォーマンスをしていると、
それぞれには細かいコリオが託されていて、その動きを見ているだけで楽しくなる。
難点は、どこをみていれば良いのかが悩ましいところ。
竜人くんだけを見てもいたいし、夫人の一人だけをみてもいたいし。
一人が気になると、ほかの夫人も気になるし。
眼が移ってうつって、しかたがなく、めまいに襲われそうにある。
そんな中、夫人の中ではもっとも背が高く、現在24歳になる第3夫人の亜美ちゃん、
この亜美ちゃんを少しだけ注視してみた。
なぜならばルックスが好みだし、
インタヴューでは 「エイヒレと日本酒が好き」 と公言していて、
本人のtwitterヘッダー画像では、なんとホッピーの画像を掲載しているのだから。
飲酒好きをはばかりなく言ってのけるアイドルは、そうそういるものではなく、
それだけで酒好きなオッサンはうれしくなってしまう。
で、まあ、歌唱力がいまひとつだったかな。
でも、そのルックスがそれをカヴァーして余りある。
ちなみに、第5夫人の活動休止が先週発表され、
前日の夜、その穴を埋めるべく、第7夫人の公募が発表された。
この日のステージは野音ほどには広くないので、
先日の野音での空虚さをあまり感じさせはしなかったが、
やはり、夫人は6人必要だと思う。
【セットリスト】
1．ラブ♡ボクシング
2．天上天下唯我独尊
3．Call♡me♡baby
4．逢いたいYO～
5．A・B・Cじゃグッと来ない！！
6．Will♡you♡marry♡me？
7．どうしようもないよ…
帰りがけ、「清 竜人25」 の物販ブースでは、
ランダムチェキを1枚500円で販売していた。
竜人くんか、第3夫人の亜美ちゃんのチェキが出ることに期待して、
そのボックスに手を突っ込んで引き出したところ、
第2夫人の清桃花ちゃんでした、桃花ちゃんもかわいいのだけれどね。