全国通訳案内士(英語・ドイツ語)

英語・ドイツ語コーチの

下野尚紀です。

 

英検1級を目指すあなたへ。

 

今年の二次試験は8月23日。

あと5週間を切りましたね。

 

この準備期間を最大限活かして

準備勉強をしていきたいところです。

 

7回にわたり合格へのツボを

書いております。今日は、その3です。

1.英検二次試験面接の本質は

  コミュニケーション

2.スピーチ構成方法

3.スピーチコンテンツのツボ

4.スピーチの英語力

5.スピーチをする姿勢

6.では、どんなトレーニングを

  したらいいの?

7.体験談などのメッセージ

 

それでは、

3.スピーチコンテンツのツボ

について書いていきますね。

 

前回のスピーチ構成方法では、

積み木のごとく定型パターンで

スピーチを組み立てることを

お話ししました。

 

スピーチの骨格ですね。

今回は、それぞれで話す具体的な

内容、すなわち、コンテンツについて

お話しします。

 

自分のスピーチに使える情報量は

多ければ多いほど良いです。英語で

表現できる情報が多いに越したことは

ありませんが、日本語で知っている

情報も重要です。

 

例えば、「大企業の関心は利益

のみか?」というトピックに対して

使えそうな情報を列挙してみます。

 

・企業は株主のもの

・企業はGoing concernであり存続

 の為利益は必須

・利益があってこそ社員の生活が

 守れる

・不況はみんな嫌い

・リーマンショックの時は自分も大変

 だった

・利益で事業税が払え国にも貢献
 できる

・大企業の関心は利益だけではない

 がまず利益

・利益率を上げるのは企業努力、

 顧客にメリット

 

この中から、自分のスピーチ展開に

使えそうな材料を選んで、当てはめて

いきます。

 

とにかく、情報に関しては量が勝負です。

知らないことは話せませんからね…。

 

また、上の事例で、リーマンショックの時は

自分も大変だった。と挙げましたが、この

ように自分の体験を情報として入れて

いくことで、スピーチに迫力とストーリー性

が出てきて良いと思います。

 

リーマンショックの事例では、もっと話を

膨らませて、株で損したとか、

販売計画達成が出来なくて苦労したとか、

どうやって切り抜けたかなどの話の

展開も可能ですね。

 

情報量を増やす方法としては、

The Japan News等の日本に日本の

新聞にも取り上げられているトピックを

比較的多くカバーしている英字新聞を

読むのが良いと思います。

 

また、月間誌 『CNN English Express』で

雑誌を読んで、付録のCDを聞きまくる

のがお薦めです。

聞きまくった後には、シャドーイング

すると一層効果的です。

 

今日は、スピーチコンテンツのツボに

ついてお話ししました。

 

では、今日も良い一日を!

 

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