英語・ドイツ語 全国通訳案内士、コーチ

の下野尚紀です。

 

Sex and the City (SATC)

 

日本語のタイトルが

「セックス・アンド・ザ・シティ」

で何だか恥ずかしくて観ていなかった

のですが、この度Amazonプライムで

ちょい見をしました。

 

ニューヨークを舞台に

コラムニストのキャリーが

ニューヨークにやってきたばりの

エリザベスのエピソードを

語るところから始まります。

 

シーズン1 エピソード1です。

 

エリザベスが有能な銀行マン

で独身のティムとパーティーで知り合う

時の会話です。

 

E:エリザベス

T:ティム

C: キャリー

 

T: Like it?

E: Yes actually, I think it’s quite interesting. What?

T: I feel like I know you from somewhere.

E: Doubtful, I only just moved here from London.

T: London? Really?  That’s my all time favorite city.

E: Oh! It is?

T: Absolutely!

(C: It was love at first sight.)

E: You know. I think perhaps I have met you somewhere before.

 

最初、ティムが絵の方を示しながら、どうで

すか、と話しかけています。

 

その答えは、interestingですが、この単語は

面白いとは思っていなくて微妙だなと思って

いる時に使われるケースがあります。

(皮肉まではいきませんが。)

 

actually やI think も使われていて言葉を選び

ながら話しているニュアンスがありますね。

 

次に「どこかで会ったことがある?」

に対して、Yes でもNo でもなく

Doubtful と答えています。「ありそうもない

です」という感じでしょうか。ロンドンから

来たばかりなので会っているはずがないと

思ったのでしょう。(ここまでは理性的な回答です。)

 

ロンドンと聞いて、ティムは好きな街だと

言います。my all time favorite ずっと一番

好きな街だという感じですね。

 

「そう?」

「本当だよ。」というやり取りのあとで

 

キャリーのナレーションが入ります。

「love at first sight 一目ぼれ」です。

loveにもfirst sightにも冠詞はつかない

のですね。

 

そして、エリザベスの台詞。

「そうね。そういえば、どこかで会ったこと

があるような気もするわ。」

I thinkやperhapsで「もしかしたら」という

控え目で、婉曲な表現になっています。

(理性的な心理から(恋愛)感情へ移行した

ことを表現するセリフだと思います。)

 

それでは、字幕を見てみましょう。

会話の流れが生き生きと伝わってきます。

 

T: どう?

E: とても面白いと思うわ。何?

T: どこかで会った?

E: ロンドンから来たばかり

T: ロンドン?好きな街だ。

E: そう?

T: ホントさ。

(C: ひと目で恋に)

E: そうね。どこかで会ったかも。

 

ついでに、

この後、ナレーションで、

 

“For 2 weeks they snuggled.”

「2週間ラブラブ」

と続きます。

 

snuggle は基本単語集には

出てこないと思いますが

こんな風に使うのですね。

 

では、今日はこのへんで。

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