神戸に通訳ガイドのお仕事で行ってきました。

 

豪華客船が神戸港に半日停泊し、神戸の見どころを巡る半日ツアーの

英語ガイドでした。

 

お客様は、41名。バス1台で移動です。国籍も多様です。

フランス語を話される方も半分くらいいて、フランス語ガイドの方と

チームを組んで(2人チームですが)案内しました。

 

中突堤をバスで出発して、異人館 風見鶏の館に向かう道中バスの中で、

英語、フランス語と交代で案内をします。

フランス語のお客様は、せっかちなのか、英語の説明が終わらない内から

「フランス語は?」と催促が入ります。

 

バスの駐車場から、風見鶏の館までは、20分くらい歩きました。

さまざまな言葉が聞こえてきます。グループやご家族でツアーに参加されて

いるようで、仲間内ではロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など

バラエティに富んでいました。

 

風見鶏の館は、Weathercock Houseと言います。

ドイツ人貿易商、トーマス氏の住宅として建てられた西洋館です。三角屋根の

てっぺんに風見鶏が載っています。

この特徴から、風見鶏の館と呼ばれています。

 

この西洋館はNHK連続テレビ小説『風見鶏』で全国的に知名度が上がり

ました。但し、風見鶏の館の住人だったトーマス家の歴史とテレビドラマ

『風見鶏』ストーリーは全く関係がないそうです。

 

風見鶏の館は重要文化財に指定されていて、重要文化財は

英語では、Important Cultural Property と言います。

 

丘の中腹のかなり高い場所にあり、広い窓から神戸の街や瀬戸内海が

展望出来、くつろいだひと時が過ごせると思います。

今回はガイドでフル回転でしたが、以前、遊びに来た時は優雅な気分

になれたので間違いないと思います。

 

では、今日はこの辺で。Have a nice day!