先日、整理収納アドバイザーとして雑誌等で目にすることも多い吉川永里子さんの講演会に行ってきました。
講演テーマは『片づけに追われる毎日にサヨナラする方法』。
拝聴しての感想は、まず思ったのが「お話が上手だな~」(笑)
聴衆を惹きつける話術をお持ちの方でした。
立て板に水の話術は経験の賜物か?天性か?いずれにせよウラヤマシー
それはさておき、ライフオーガナイズとの共通点はモノの『全部出し』。
これが本当に重要だということ、意外とこれをきちんとやらないで失敗する人が多いのだということを力説していらっしゃいました。
つい「ちょこっと出し」でお茶を濁そうとする・・・ワタシか!!
とどのつまり目指すところは同じでもアプローチは異なるものでライフオーガナイズとの違いは、大きくは二つあるようでした。
①「思考の整理」があるかないか
ライフオーガナイズでは空間の整理に入る前に必ず「思考の整理」をします。
「自分にとって大事なこと、モノは何か?」「片付いた空間でどんな暮らしをしたいのか?」そして「どんな人生を送りたいのか?」ということにまで、思いを馳せます。
ライフオーガナイズって、ずいぶん深いです・・・
②仕分け方法の違い
吉川さんの仕分けではまず、今使っているか使っていないかで大きく二つに分け、次に使っていないものの中で「思い出」「保留」「捨てる」の3つに分類するという方法でした。
ミソは「保留」で、これは捨てるには心理的抵抗のあるモノを日付を記した段ボールや紙袋に入れ、もう要らないと思えるまで別の場所に保管しておく。たいていの方は、1か月から遅くとも1年以内には手放せるようになるとのことでした。
ライフオーガナイズでは思考の整理をしながらその人にとって一番しっくりくる分類方法を提案しますので、定型のパターンではないというところが違うようです。
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今回吉川さんのお話を聴いて共感したことは「整理」が一番大事であり「収納」は二の次だということ。整理ができたら特に収納なんて必要ないと。
散らかったモノを収納テクニックで隠しても無意味なんですよね。ほんと同感です。
収納も、素敵なインテリアも、「お片づけ」の先にあるのです!ネ
がんばろーっと。