ずいぶん前にGPから、子宮頸がん検診無料で受けられますよ〜という手紙が来た。




ちなみにGP(General Practitioner)はかかりつけ医。 診察を受けたい時は、登録したGPに予約をし受診します。 イギリスではどのような症状でも、まずはGPに行き診察してもらいます。GPに登録するとNHSのサービスが受けられます。このNHS(National Health Service)とはイギリスの医療を統括する国の機関のことで、NHSの名の付く医療機関での受診、治療などは無料なのです。


とは言え、健康診断や急な病気はやはり日本語が安心なので、日本人駐在員家族はだいたい直接日系病院に行ってしまいますが。




まあ日系病院で健診受ける時にオプションでつけるから行かなくていいかとしばらく無視してました。




放置してたらなんと直接電話がかかってきました。受けられますよ〜ではなく、受けなさい的なニュアンスで。




1人で医療機関を受診するのは不安ではあったけど、病気で受診じゃないし、まぁ無料なら受けて損なしと決意。




予約フォームにさくさくっと希望日時を入力して予約完了。実にあっさりと。




ちなみに各日担当する女医さんまたは看護師さんの名前が書いてあって、これにはへえ〜と感心。




検診日、初GPにドキドキして行ったらだーれもいないし事務の人もひとりだけでシーン。




完全予約制とはいえ、患者さんが全然いなくてまかりまちがってウイルスをもらう心配がなくてホッ…




診察室でまず血圧を測り、聞かれたことは3つ。

①生年月日は?

②最終生理周期の初日はいつ?

③前回受けたのはいつ?




よく知られている例の診察台もあったけど使わないようで、ベッドに横になるよう指示されました。




着替えるスペースや仕切りはなく、問診を受けたその場で脱衣(笑)脱いだものを無造作に椅子に放置(笑)




診察は男性でも気にならないのですが、着脱は女医さんじゃなきゃ厳しいかなと感じた瞬間でした(苦笑)




ベッドだと余計な力が入らず楽なもんでした。(やっぱりあの診察台が良くない)




待ち時間込みで10分程度、実に簡単でスムーズでした。




結果は数週間後に手紙で送られてくるらしいです。




こんなんなら渋らず早くやっとけばよかったと。




ちなみに子宮頸がん検診は3年に1回受けるようにお知らせが来るらしいので、イギリスで受けるのはこれが最初で最後です。