さてさて、、
夏のようなのに、まだ梅雨明けしてないんだね~
今朝は
週末の撮影の台本が
どーんと届いたんだけど、、
とりあえず、、
フレンチトーストを食べながら
DVDを1本見終わった。。
先日読んだ
井坂幸太郎原作の
「ラッシュライフ」の映画版。
…
やっぱり時間的な制約があるんですね~
いろんなシークエンスが切られていました。
しかも、、
群像劇のそれぞれのパートを、、
パートごとに脚本家、監督を変えて撮影したんですね…
実験的な作品なんでしょうか。
各脚本家は、頭を悩ませたんだろうな~。。
とくに、群像劇は
どうやって複数のストーリーが集束するのか
観客は楽しみにしてしまいますから…
職を失い、家族に捨てられた男を
板尾創路さんが、
すごくいいたたずまいで表現されていたので、、
個人的には…
不良グループにからまれて
殺されそうになったときに
命を投げ出して助けようとした老犬とのシーンは見たかった!
自分の成功のために
魂を売っていいものか迷っている女性画家が、
自分よりもはるかに危機的な境遇にいる男が
金に魂を売らないところを見て
思わず「どうしてですか?」と聞いてしまうシーンも見てみたかったな~。。
そして、4つのストーリーがどうやって
「イッツ オールライト」に向かうのかも描いてほしかった!
なんて思ったりもしましたが、、
小説と映画を見比べるのも
面白いですね。。
井坂さんは
「小説でしか味わえない物語、
文章でしか表現できない映像よりも映像らしい世界を作っていきたい」と、
とあるインタビューで語った後に書いた作品が、小説「ラッシュライフ」。。
そして
そこにチャレンジした映画がこの映画なんでしょうか。
この絵を見ると、、、
実に興味深い表紙だな。。