最近




なぜか


絵画が気になります




昔から好きな


日本画家がいます




「こんなにも美しい風景を見たであろうか。

おそらく、平凡な風景として見過ごしてきたのにちがいない。

もし、再び絵筆をとれる時が来たなら・・・


私はこの感動を、いまの気持ちで描こう。」




東山魁夷 Higashiyama Kaii(1908-1999)







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僕は


一番大好きな景色が








陽が射し込みはじめるころの


朝もや立ちこむ




静まり返った


鏡のような湖面でした





まさに


上のような景色です


(絵は昼ですけど…


 こんなはりつめた静寂が大好きでした)





子供のころ





海よりも


湖のほうが好きだった







まだ薄暗い早朝




朝靄の中




鏡のような湖面にルアーを投げ込む




着水とともに


その静寂がやぶられ、




波紋が広がる。。




しばらく待つと


湖面が再び鏡となり


世界にそまる






鏡の中を泳ぐルアー




静寂が水しぶきとともに破られ




僕が


勝利する…




なんてのが


僕の完璧なシナリオですが




自然との対話ですから


必ずしもそうはならないのはしかたありませんよね(笑)




東山魁夷の


鏡のような湖面の絵は




僕をそんな


おとぎの国へといざないます








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ただの道が


やさしい




まるで天国へつづくかのような




いや




ぼくらは


すでに


かの地に降り立っているとさえ思わせてくれる






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許しのような


つつみこむような


ひろがり




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眠れない夜も


そっと見守ってくれるような


やさしさ




彩りが


希望に満ちている




なんか


見ていて豊かな世界にいざなわれる




多分


初めて日本人の美術展に行ったのが


東山魁夷だった気がする





あわただしい


世界の中で




わすれてはいけないものがある




そんな声が聞こえます