今日は

エイプリルフールだったんですね


知人のブログなどで

早くもだまされてしまいました。


昨日は

ふらっと

上野で開催されている

「ルーブル美術館展」に行ってきました


野地将年のブログ 「nojjy’s Today」



すると

園内の木に不思議な花が…


野地将年のブログ 「nojjy’s Today」

白い花に混じって


なぜかピンクの花が


同じ木から咲いてました



はかないピンクが

何かを語りかけているかのようでした


もうすぐ

桜の季節ですね~


上野公園は

まだ、3~4分咲き位の感じでしたね


そうそう


「絵」って表現形態、


  興味深いです。。




写真をとるのは簡単ですが


もし、


「1枚写真をとるには1ヶ月寿命をとられる」 としたら…



シャッターを切る重みが


はるかに変わってくると思うんです。




今回の「ルーブル展」は

16世紀の作品が主でしたが


率直に言って


「重かった…」




絵から


「重さ」が伝わってくるんです




東山魁夷さんとかは

すごく透明で吸い込まれるような感じが好きだったりするのですが



今回の絵たちは


戦争とか

宗教の対立とか

貧富の苦しみとか

自由へのあこがれとか

思想とか


そういったものが、、


なんなんだろう?




怨念とか

そのくらいのパワーを使って


命を削って


絵に


刻みこんでいる、



かのようでした。。





こういうのを見せつけられると




表現に関わる者としては

身をつままれるんです…



はたして

前回の表現(演技)に

魂をのせることができたのだろうか?

と。。




僕の大好きなイタリア映画

イル・ポスチーノ 」の


マッシモ・トローイージの表現は


全人生をかけた

魂の叫びがひしひしと伝わってくるものでした。



あ、

この作品は非のうちどころがないレベルの秀作です。

マッシモトロイージが 実人生の最期に

命をかけて「初恋」を演じてます。



別に

僕、外国かぶれってわけじゃありません。



ブラックレインの松田優作さんの表現にも

魂がのってました


俳優たちだって

魂をすりこむことに成功している作品はいっぱいあります。




あ…

ひょっとしたらこういうのって、

見る側が勝手に感じることなのかもしれませんね



あくまで


僕にはそう感じた、ということで

ご了承ください。。




僕は

決して

霊感とか強いほうではありませんが


絵の前に立ち


「バーーン!!」と


打たれた経験があってから


絵も

見れるときは、見ようかな~って思うようになりました。


わけわかりませんが

困ったことに

突然

涙あふれちゃうこともあります。。




絵が

自分の鏡になるだけなのかもしれません。




今回の鑑賞では


そこまでの「バーーン!」は起きませんでしたが




好き・嫌いは別にして

400年の時を越えてまで


後世に伝えられるほどの作品には


ひょっとしたら


なんらかの使命が
与えられているのかもしれませんね。。