パート1 からの続き~



映画「レッドクリフ」のストーリーからも

感想からも外れてしまった

前回のnojjy's today


このまま外れっぱなしなのでしょうか!


チョウ・ユンファ、

パイレーツオブカリビアンで海賊なんかやってる場合じゃないのに!


と思ってしまいまして…


まぁ、三国志の赤壁の戦いのパートならば


チョウユンファが入るとすれば

年齢的には曹操か、劉備、なんでしょうが…

あとは関羽かな~?でも部下ですからね~


だから!

出てない人の話はやめましょう!



金城武さん↓
諸葛孔明

よかったです。


時代劇ルックが非常に似合っており


瞳の奥に愁いがあります。



とてもよかったです。



そして


敬愛しますトニー・レオン様↓

周瑜.JPG

すばらしい!!




2008102021000000.jpg

「Dear 野地将年」と書いて下さったからではございません!


よいですね~!


原作を読んでいる方の多くが言っていましたが


実際の周瑜は

もっと若く、絶世の美男子なのですが


いいんです!!



この作品(脚本)のなかでは

周瑜は無口な男ではありますが

思いのほか台詞が少ないんです。


それに

ジョン・ウー監督は重要なことを

台詞であまり語らせません。



主役は


登場するなり


しゃべらず

ただそこにいるだけで


この歴史的大作の主人公を担う存在感をしめさなくてはなりません。




作品の冒頭で

曹操を演じるチャン・フォンイーは

中国の高倉健さんに匹敵する国民的な名優なんです。

曹操

本来なら三国志の主役である存在感を

ズバッと表現してみせています。


そして続いて登場する

もう一人の主役である

諸葛孔明を演じる金城武も


美しい諸葛孔明として

負けない存在感を出して見せました。


他の武将、趙雲演じるフー・ジュンも無茶苦茶かっこいいんです。

チョウウン.JPG


関羽もすばらしい強さを出していました。↓


関羽.JPG
この方、モンゴル人で、チンギスハンの実際の末裔だそうです。



そして

チャン・チェン演じる孫権が出てきます。↓
孫権.JPG
これがまたいいんですよ…


3代目の武将としての激しさと苦しみを

「目」だけで表現して見せました



まずは曹操と劉備の戦いから始まるので

実は周瑜の登場はずいぶん後なんです。


中村獅童さんも猛将としての強さをガツンと描いてもらっており

良いのです。


さて、


こんなスゴイ存在感とカリスマを多くの武将を演じる俳優達が

証明してみせたあと


でてくる


このストーリーの主役


周瑜…



これ、演じる立場だと


無茶苦茶ハードル高いですよ…


いままで登場した誰よりも


強大なカリスマとリーダーシップと器量を


登場するファーストシーンで


表現してみせなくてはならないわけですから…


しかし


そこは


トニー・レオン…



いとも簡単に

これらのタスクを表現してみせました。



さらには大胆不敵さと自由さをも加えて

表現してのけている


トニー・レオン、


すばらしい!!


そのあとの

孫権側と劉備側がはじめて合うシーンでも


合同軍の指揮官としての器量を

劉備軍が試してくるシーンがありますが


そこでも

ズバっとリーダーにふさわしい

器量をあっさりと表現してみせます。


これは

そこら辺の若い俳優じゃ

正直、難しいです。。


周瑜は本来もっと若いはずですが

この大役をジョンウーがトニーレオンに託しているのもうなずけます。。


などというふうに見ている

僕の映画の見方、、


映画後の談義でわかったのですが


だいぶ偏っているらしいことが判明しました…

やはり

職業病のようです…


でもいいじゃないですか!


映画は見たいように見ていいんです!!


でも

三国志のストーリーは知ってても

知らなくても

充分楽しめるようにストーリーは展開していきます。



こうやって


武将たちをかっこよく描いていく

ジョンウーは見ていて


ワクワクするんです!


パート2と言わず


ライフワークにしていただきたい!