もう日にちが変わってしまいましたが

昨日のw-inds.のコンサートについて書かせていただきます。


このコンサートを見た人は

ひとつのドラマを目撃したのではないでしょうか?


もう今からだと一昨日になってしまいますが


w-inds.のコンサートに向かい


代々木第一体育館に向かいましたところ


なんだか

ものものしい雰囲気だったのです…


というますか

会場が人であふれています…


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いったいどうしたんだろう…


とりあえず

関係者入り口に行こう~と

進みましたがものすごい人で

進むのが大変でした…


なんとか関係者入り口にたどりつき


とりあえず入れていただいたのが

15時50分。

本番開始予定の10分前ですね。


ところが


「開演は17時を予定しております…」とのアナウンスが…


まだ

開場してなかったんです。



中でスタッフに


「どうしたんですか?」


と聞いても


「リハーサルでのアクシデントで

スタート時間が遅れています…」とのこと


これは大変です!


そうこうしているうちに

もう16時…


本来ならスタートの時間なのに


開場すらされていないわけですから…



スタッフも詳しいことは知らされていないようでした。



すると

近くを事務所の取締役が通りまして


一応僕は

所属タレントなんで、社長を含め上層の方々とも面識があるわけでして


「どうしたんですか?」


「リハーサルで龍一が怪我をしてしまって、今まだ病院で検査中なんだよ…」


「え?今、まだ病院ですか?」


「そうなんだよ…

できるか、できないか、まだどうなるかわからないんだ…」


「そ、それは、大変ですね…」


「…」


とりあえず

社長もいらっしゃるということで

開演前でかつ、こんな状況ではありますが


楽屋とスタッフルームへお邪魔しに行きました。



「…」





も、ものものしい雰囲気です…



そして

社長は会議をされているということで廊下でちょっと待っていました。


みんな心配していて

落ち着かない様子です…


ところがそんな中、


廊下で

涼平君は

心配しているダンサーの方に

明るく話しかけていました


きっと

コンサートの座長としての自覚が

そうさせているのでしょう。

そして

会議といっても


きっとコンサートをどうするかの

会議なんでしょう


こんな状況ですから


僕も何も言えませんでしたが

とりあえず社長には

ご挨拶だけさせていただきました。


僕がここにいても

仕方ないので


どうなるかわからない状況のまま


楽屋・スタッフルームを後にしました。


まだ

16時10分くらいだったでしょうか?



そして時間があるので

僕は知り合いの渋谷の会社にご挨拶に行ったりしていましたが


17時ちょっと前でしたでしょうか


「始まるみたいですよ!」と

後輩の所属タレントさんから電話があり


会場に行きました。


僕は

ロイヤルボックスのお席をご用意していただいたのですが

最前列の中央

僕の前の席には社長が座りました。


思えば

社長にとって

w-inds.は息子同然です。


息子達が無事ステージに立てるのか

心配で心配でしょうがなかったのでしょう…



そして


ステージの幕が上がると


まるで


何もなかったかのように


ダンサブルなナンバーから

コンサートはスタートしました。


元気にステップを踏む龍一君をみて


社長も

スタッフも胸をなでおろしたに違いありません


龍一君は

本当によくやりました。




今年のツアーファイナルとなった

追加公演


気持ちがありったけこもったステージでした。



慶太君のボーカルも一段と伸びていたように感じました。


アクシデントを乗り越えようとするる3人のパフォーマンスは



本当に最高でした。



多分

今日、龍一君は歩けないでしょう。


そのくらい

良くなかったようでした。


でも


コンサートでは

そんなことはまったく出さず


怪我をしたことを

忘れさせ、夢をみさせてくれた

彼は

一流のプロフェッショナルでした。


新曲も

踊る曲と歌う曲、ともに素晴らしかったです。



この日の

ハートのこもったステージを見た人は


きっとみんな胸を打たれたのではないでしょうか?



怪我をおしてやるのがプロなのか

怪我がなおって万全な状態のパフォーマンスをみせるのがプロなのか、


彼らも悩んだでしょう


でも


燃えてるハートを見せるのがプロなのです


彼らは

立派にプロでした。


僕は

そう思いました。


こんな、

素敵なステージをありがとう。。