塗装業として起業するために必要な資格って実はなにもないんです。
だからこそ適当な施工をしてびっくりするような工事金額を巻き上げるような悪徳業者が出てきちゃったりするんですよね(`×´)
今日は塗装業者を選ぶ上での目安となる塗装技能士資格についてお話したいと思います。
↑のじり塗装親方の塗装技能士合格証書です。平成20年の厚生労働大臣は舛添さんでした。
◎塗装技能士とは
技能検定という国家資格の塗装に関する学科試験・技能試験に合格した人のことです。
1級と2級がありますが、1級は実務経験7年以上の者しか受験資格がありません。
※要するに1級取得者はそれだけ経験を積んでいるという証です。
◎誰が資格を持っているかにも注意して
会社のホームページなどで1級技能士がいることをアピールしていても、実際に現場で施工する職人が資格取得をしているかは別問題です。
もしかしたら社長や一部の職人しか持っておらず、資格保有者が一人もいない状況で施工をしている可能性もありますよ。
新人を育てるという意味で若い職人が活躍していることは当たり前ですが、塗装技能士が一人もいないというのは少し考えものです。
◎資格があるから安心か?
上の資格証の通りのじり塗装の親方は平成20年に合格し、その後もずっと塗装業界で仕事をしています。
塗装は日々技術を学び、新しい塗料や道具が開発されればそれにあった工法を勉強することが必要となってきます。
資格があるから安心なのではなく、資格を取得するまでの努力とその先の経験が大切なのだと思います。
◎取得にあたって苦労したことは?
親方に当時の苦労話を聞いてみました。
塗装技能士の資格は実技と学科の試験があります。
実技に関しては日頃から現場で行っていることですし、たくさん練習もしていたので自信がありました。
学科に関しては普段使わないような言い回しだったり、法令などの問題も難しく苦労しました。
普段は漫画すら読まないほど活字が苦手ですが、この時ばかりは毎日真剣に勉強しましたね。
実技も学科も必死に努力したおかげで一発合格ができて良かったです。
この当時は旭川市内の塗装会社に勤めていましたが、練習に付き合ってくれた先輩方、たくさんの知識を教えてくれた上司、様々な経験をさせてくれた社長には本当に感謝しています。
以上、塗装技能士についてのお話でした。
塗装業者を選ぶポイントっていくつかあると思うのですが、あくまで塗装技能士資格を保有していることは選ぶ目安の一つとして覚えておいてほしいと思います。
一番大事なのは実際に施工する職人の人柄ですよね。
うちの親方は寡黙ですが仕事に手を抜かず、良い仕事をしますよ♪
是非塗装工事はのじり塗装にお任せくださいね(^^)
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