N-BOMER Nボマ
このワームも日々の釣果が二桁を超えることが珍しくなく ゲストさんだけで短日40ヒットとか 50クラスの群れが反応して連発しちゃったり とにかく激しい釣果のジャックポット連発劇は数知れず
じつはこのNボマにもバイトのトリガーとなる あるものが仕込まれています!
デザインにもその要素はあるのだけれど 今回はマテリアルの話です
皆さんも比重調整のための塩が入っていると釣れる
そんなことを思ったり聞いたりしたことはないでしょうか?
ロイヤルブルーフィッシングの高比重タイプのワームも 塩を混入して比重を高くしているんですけど 元々この配合する塩について注目していて
たくさん入ると釣れるけどマテリアルが硬くなってしまい ある場所?気候?でないと塩をたくさん入れた軟らかいルアーは作れないとか
聞いたことありますよね?
ところがうちで作るワームはマテリアル重量の40%以上も塩が入っているのに 軟らかすぎるかんじになってしまって耐久性があまり良くないので 少し硬めに作るよう変更したくらい
Nボマの形状としては軟らかいなくても大丈夫ですけど それなりの軟らかさはもちろん残して
そう 塩をたくさん入れて軟らかい製造は可能で じつは そんな話がほんとにあったのかと思ってしまうほどロイヤルブルーフィッシングでは普通なことでした
というのは技術的余談 笑
さて ほんとはここからが今回の本題
ロイヤルブルーフィッシングでは配合する塩については 元々天然塩を入れることをデフォルトとしていて この天然塩でテストを行なってきました
このテストで天然塩の効果は釣果を通して初期の段階から感じられることがあり 反対に天然塩を使うことで精製塩のことも少しずつわかってきました
では天然塩と精製塩何が違うのか?
大きな違いは「ミネラル」これを含んでいるかいないか
天然塩にはあって精製塩にはないんです
テストにあたり このミネラルにバスが反応するんじゃないかという仮説から始まった試みではあったので 天然塩に拘り試行錯誤した結果
比重調整のものだけではなく バイトさせるためのフォーミュラと言っても良いというところまで確認できるようになってきました
一口に「ミネラルを含んだ天然塩」とはいっても
いろんな事情で選択できるものがあまり無いというか難しく いろいろ調べるうちにミネラルを十分含んでいて再加工などがされていない塩
ヒマラヤ岩塩のピンクソルトが良いのではないかというところにたどり着きました
ピンクソルトを配合した効果は 掲載の釣果を見ていただく通り バスの釣果はもちろん好調 違う魚種すら釣れてしまうこともあり これこそがヒマラヤ岩塩ね配合をより確信に近いものとしてくれました
それまではほとんど釣れてなかった他魚種が たまにヒットするようになってきて 昨年は野尻湖でも大型のヘラブナまでもがスモラバとN-BOMERのセットで釣れてしまったり 本格的に導入されると別のフィールドでも他魚種が釣れたという報告が多く寄せられました
この事実は生物が必要とするミネラルをバスに限らず多くの魚が感知していることを裏付けるもので捕食対象として認識し ピンクソルトにあるミネラルに反応するものと思っています
もちろんバスに効果があるのは言うまでもありません!
形状 カラー 配合 最近の記事で紹介させていただいております
ロイヤルブルーフィッシングの高比重ワームについても
今までに無い新しいテイストを感じていただけると思っています!
以前インスタのストーリーに
何の説明もなく掲載した写真
この写真についていろんな方々に
ご協力いただき確認してみたんですが
じつはあまり伝わってなかっみたいで
見ていただけば説明するよりわかると
完全に私の間違いでした、、汗
今回Newカラー2色が発売
ライムグリーンとホワイトシルバー
この写真はライムグリーンとの比較をしました
ワカサギ全体的にライムグリーンがあるのを確認できます
このどこかにある特徴的な印象カラーは
季節・時間帯・温度・成長の度合いなど
常に変化しているものなのですが
この部分は魚のどこを見てということではなく
全体を見て抽象的に色を捉えて見えてくるカラーを抽出
↑ここ重要
見えるのはそのカラー一つということではないのですが
このワカサギについてはライムグリーンで
この印象がベイトフィッシュか否かの見極めになっています
状況やシーズンによってもこのカラーは変化するため
N-Shadのカラーラインナップ現在8色で対応します
状況によって変化するためローテーションは必要で
時期的に実績の高いカラーも存在しますが
実釣してみないとその時に合うカラーに到達しないことも多いです
セレクトはその時に印象的に見える部分がキーとなりますが
そのカラーこそがベイトフィッシュを判断するもので
人が見るものとは異なります
よりリアルなカラーはとても釣れそうに見えるものですが
そのカラーが含まれていなければ、、
または別のカラーの率が多ければそれと判定されることが少なくなります
白が明らかに強いパターンになり強烈に釣れることが少なくなく
めちゃくちゃベイトフィッシュに似たカラーよりも強いなんてことは
ある意味この事実の証明なのかもしれないですよね
ぜひカラーセレクトの参考にしてください
N-Shad きっと違う色が見てくると思いますよ
今回は集魚のファクターとバイトのトリガー
簡単に解説すると
集魚ファクターではバイトしなくなってくる
バイトトリガーがを持つルアーは極少ない
N-Shadはバイトトリガーを持ってるよ
というお話
集魚ファクターとなるものについては
リアクションに代表される動きが一番わかりやすく
目立つカラーリングや目玉など特徴的なものもこの類
集魚の要素となるものについては比較的学習されやすく
動きはなくてもいわゆるリアクション系に属するものと捉えている
魚の興味を引くいい動きをするねは集魚のファクター
匂いもそれによって引き寄せられる集魚のファクターで
バイトしてしまうとその要因の学習が始まり
リアクションなどと同様に遺伝子レベルで学習する
例えば、机から落ちる鉛筆に反射的に手を出してキャッチした時
手に触れた鉛筆から電気ショックがあったと想像してほしい
次回鉛筆が落ちる際には手を出さなくなるだろう
これが頻繁に起きれば鉛筆をキャッチすることはまず無くなるだろうし
この事実は遺伝子にも記憶され次の世代にも受け継がれる情報となります
人間の子供が教えてないのに暗がりを怖がるというのはまさにそれで
どの生物にもそういったリスクを回避するためのシステムがある
匂いの場合はさらに影響が強く出てしまうこともあるが
多少の匂いの変化でまだ釣れるということも珍しくない
でも多少の変化はいつか同類と判定してくるであろう
この集魚ファクターでの釣りは
一時的には爆発的に釣れることもあるが遺伝子にも記録されやすく
一時ブームを過ぎるとその釣りやルアーでは釣れなくなり
時間を置いてまたブームは再来するのだが次の時は期間も短く
釣れたとしても個体は小型化する場合もあり思い当たるかもしれない
ただしこれは動きなどアクション的集魚に対して言えるもので
要素がデザインやカラーなどであるとその期間はさらに短いのかもしれない
いわゆるスレということにはなるわけではあるのだが
集魚ファクターのルアーは、やはりどうしても多く
同系列のルアーが繰り返し発売される中でより深く考察すべき点であろうと思う
さて、ここからがN-Shad(Nシャッド)の話
まず注目すべきは各所に配置された極薄のヒレ
人が止めて持つ竿の微細な振動でさえ影響を受け
薄い方向へ、つまり横方向へ動くので
ヒレを叩くようないわゆる自然な動きへと変換される
ボディーを特徴のない形状とすることで
動きに起因する水流などもヒレに直接的な影響を及ぼし
これが最終的にバイトのトリガーとなるわけ
N-Shadの極薄いヒレが水流で動くなんてのは
想像に容易い構造なのは誰もが理解するところ
一生懸命止める状態の竿の振動を拾ったりするので
自発的に微妙なヒレの振りを起こし
その動きは微妙だからこそ生命体として認識される
昨今は気温の乱高下が頻発するので弱るベイトも多くなり
特に小型のベイトは温度が下がれば弱り上がれば弱る
この弱るという表現ができるのも微妙なヒレの動き
気温の乱高下はバスにもそれ相応の負荷がかかっており
そういった弱った小型のベイトはかなり捕食の対象になり易いはず
集魚要素についてもある程度は必要とはなるが
こういったコンセプトをヒレの動きが再現できるので
存在感はひっそりと全体的なフォルムは「魚」何となくで近寄ってもらえば十分
集魚ファクターを強くしたければシェイクなどすればよいし
トゥイッチや逃がしなどと言われるリアクション系もでもよいが、、
前項の通りではあるので使いところや使い方によっては
N-Shadの意味を消してしまうかもしれないので注意が必要
カラーについてもリアルを追求してもベイトとは全く同じにならず
人が見る場合のリアルでも魚が見る場合は集魚のファクターのなり得るので
対象となるベイトの一部を抽出して決定するのがよい
これにより状況変化に対応したカラーの使い分けが良い結果に繋がっている
総じてN-Shadの使い方として
棒引きやステイなどが一押しの釣り方なのだ
次回はN-Shadのカラーについて踏み込んだ解説
N-BOMERのバイトトリガーについてと続く予定
さらに深い話になってくると思うのでお楽しみに!
アメリカのB.A.S.S.の一部でライブスコープの規制が決まったとのこと
日本のトーナメントにおいてもJB・NBCでも規制を検討中と聞いている
規制内容は
・ボートに搭載できるモニターサイズの合計が55インチまで
・ライブスコープトランスデューサーはエレキシャフトに1個のみ
・ローテーターの使用禁止
・ライブスコープ長距離用トランスデューサーLVS62の使用禁止
というものらしい
ライブスコープにバスが映り、ルアーも同時に映して釣った
というのが最近のトーナメントの多くで聞かれるようになった
ライブ配信が盛んに行われるアメリカのトーナメントでは
画面だけを見て釣りをする姿だけの配信はたしかに面白くはないかも
画面だけに集中して釣りをするのが良くないということではないが
魚とルアーを同時に映してということに固執して
魚の生態や行動パターンを知らなくても映ったものだけで完結
魚のことをあまり知らなくてもチャンピオンに?と思ってしまうところはある
もしかしたらこれも規制の一因となっているのかもしれないね
ライブスコープは魚探として非常に優れたものではあるが
どこでも見つけさえすればと探し回る、、というかんじはあって
一般のアングラーにとってもライブスコープがないと釣りにならない
というような説明や状況となると
今後のバスフィッシングの衰退に繋がる可能性もある
以前ライブスコープは一年中ではないと記事にしたが
私の場合、もちろんガイドであってもであるが
ライブスコープの本格的な使用は7月の後半くらいになってきてから
それ以前でも使用はするがその場合はほんと確認程度のもの
いずれの使用状況も魚がいるかどうかと魚の動きや状態の確認が主で
よく知られているようなライブスコープの活用方法とは少し異なる
早い時期の水深5mより浅いところにターゲットが居る状態では
魚の行動に著しく影響があるような気がして
思ったタイミングで魚が来なくなっている感じがする
多くの船がライブスコープを使用する状況になっているので
自身がライブスコープを使わなくてもタイミングのズレや
そもそも来なくなってしまっている時さえあったりする
春の魚は日中行動を控えるような行動パターンをするときも多いのだが
信号を嫌がってなのか?画面に映らないよう外れていくことがよくあって
確かにタイミングよく上手く映りさえすれば釣れることもあるのだけれど
春などの浅めのところでは映りたくない個体が増えている気がする
これはある種の悪影響なのか?と思う時もある
でも秋はこの映像によってゲストにも釣ってもらうことのできる
激タフの秋からハイシーズンの秋へと変貌させることができた
魚探なので映すということは大前提であるのは間違いないが
魚の行動や習性などを深く理解し、その釣りの補助となる装置
ライブスコープがそういう位置付けとして、やっぱり釣りは面白い!
ということになれば、使う人も使わない人も見る人にも良いと思う
映って見える魚に正確にキャストして口を使わす
魚にとっては目で見るサイトフィッシングと全く同じなので
難易度は上がってくるのはもちろんでより精度を上げないといけなくなる
でも画面上では目で見るほどの情報は得られないので
当初ほど魚の反応は良くなくなってきているはずで
今はいろんな変化を加えながら釣っていく状況でいつかは限界がくる
いつかまた魚に対しての知識がより必要とされるようになり
ライブスコープの使用方法、考え方も固執したものでなくなる時が来るかもしれない
魚を理解した釣りはこの上なく楽しいものであるので
私としてはその領域での釣りが展開されることを望んでいる