福島の初詣、福島市の飯坂温泉近くにある「西根神社(にしねじんじゃ)」「髙畑天満宮(たかはたてんまんぐう)」です。
福島市の市街からは少し離れています。
西根神社は、この辺の地域を開削した実在の人物を祀っています。
御祭神は、この地域の西根堰を開削した
古河善兵衛重吉
と
佐藤新右衛門家忠
という方だそうです。
この古河善兵衛重吉と佐藤新右衛門家忠の死を嘆き悲しんだ人々が、毎年、供養祭を執り行っていたところ、明治期に入ってから神社を創建して御祭神としたそうです。
地域開発に貢献した恩人を祀った地域密着の神社ですね。
西根神社の境内には「髙畑天満宮」もありました。
髙畑天満宮の名は、この地域「高畑」の地に鎮座していることに由来しているそうです。
髙畑天満宮では、嘘を誠にかえる「うそかえ祭」を毎年1月に実施しているそうです。
とっても可愛らしい「鷽(うそ)」ですね。
鷽の頭に「桃」と「林檎」が乗った「おもかる石」もちょっとユニークです。
西根神社と髙畑天満宮の両方の御朱印をいただきました。
御朱印の字は、この地域にお住いの書家によるもので、版画となっているそうです。
地域を大事にする神社らしくていいですね。