2月中旬の快晴、この時期は館山の色んな場所から富士山が綺麗に見えます。

特に眺めのいい場所は洲崎灯台ですが、今はコロナの関係で灯台敷地への立ち入りが禁止されているそうです。

でも、この「洲崎(すのさき)神社」からも眺めがとってもいいんです。

 

千葉県民は、県内の場所を教える時、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」の体の部位で表しますが、この洲崎神社の場所は「つま先」に当たります。

 

鳥居をくぐると、その先には随身門があり、さらに急な階段が続きます。

 

御祭神は、天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)であり、現在、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送中ですが、石橋山の合戦に敗れ、海路で安房に渡った源頼朝は、この洲崎神社を参拝して源氏の再興を祈願したそうです。

 

階段は急ですが、約150段程度でそれほどでもありません。

 

階段を登りきると、静寂な森の中に社殿がひっそり佇んでいます。

 

扁額は、とても立派な字です。

それも当然で、房総の沿岸警備を巡視した「白河藩主松平定信」が奉納した扁額と同じ字だそうです。

 

社殿から左の方に進むと、「富士見鳥居」があります。

 

鳥居は、それ程ではありませんが、鳥居越しの富士山を見ることができます。

 

この日は空気も澄んでおり、雪をかぶった富士山がとっても綺麗でした。

 

神社から県道を渡って海岸の方へ向かうと、浜鳥居があり、そこから鳥居越しに見る富士山は格別です。

 

海岸の先に行くと、さらに大きく見えます。

最高!!!

 

そして北側には、洲崎灯台があり、

 

南西側には、伊豆半島か、大島でしょうか、海越しに雪をかぶった山が見えます。

 

洲崎神社の御朱印は、随神門に書置きの御朱印が置かれています。

とても立派な字ですね。

ちなみに、近くの波佐間海中公園の沖合には、洲崎神社の分祀となる「海底神社」があるそうですが、スキューバダイビングの資格がないと潜っていけないそうです。

 

お詣りの帰りには、「道の駅とみうら」で房州名産のびわを使った「びわソフトクリーム」をぜひどうぞ。

今の季節は、びわの果肉がはいった「プレミアムびわソフトクリーム」もありますよ。