どこまで、仕事に徹するか | 歯を残す生涯のかかりつけ医 野地デンタルクリニック

どこまで、仕事に徹するか

こんばんは。
神田小川町の歯医者 @のじみちよです^^


ある日のこと。

とある患者さんがいらっしゃいましたニコニコ

歯で困っていて、治したい。
わざわざ転院して、当院にいらしています。

奥歯に問題があって、少し大がかりな処置が必要な状態です。

こういう場合、とくに、事前のはみがきチェックや、歯肉の処置が、大事ですビックリマーク
この患者さんは、私が担当して、初期治療を進めています。


この日は、あまり上手に、磨けていなくて、プラ-クがたっぷりついていますあせる


「ここ数日、忙しくて、歯磨きができなかった」、と。

ご事情を伺うと、たしかに、大忙しのよう。

そういう時って、自分のことなんて、かまっていられないよなぁ。


そう思うと、つい、強くは、歯磨きのことを言えないときがあります。


でも、事態を重く見た、院長が、

私と代って、いまいちど、歯磨きの大切さをお話しました。


患者さんの、気持ちになると、あまり強くは言えないなぁ。

でも、それでは、歯を良くすることは、できないんだよなぁ。

私たちは、歯を治して快適な状態にして差し上げることが、仕事だから、
こころを厳しくして、仕事に徹しなければ、ならないのだろうけれど。

患者さんの気持ちも、院長の気持ちも、分かる気がして、

考えさせられる、時間でした。

臨床は、深いです。