もっと
自分の中に答えを持って
もっと
自分の中に価値を持って

僕たちは世界中を見たつもりになって
誰かが作り出した常識を信じて
そんなものは
わかるだろう?
決まってつまらない嘘だから
役に立たないもの
世界とどのようにつながるか
あなたはどれくらい
無関心でいられるか
無関係でいられるか

実用的であること
そのつながりが
あなたにどれくらい
行動を求めるか
責任を求めるか

生活の
6畳半の
手の届く範囲に
存在しているか
あるいは空気のように
あるいは水のように
あるいは家族のように
自分の一部であるか

友人や夢、生命や運命なんていう
実体を持たない言葉が
なんらかの形で自分と糸を結んでいるか

君はいま、プラクティカルであるか
ゆらゆらと揺れるキャンドルの灯が
薄いセルロイドを通過する
まつしろな壁に映る
模糊とした映像

それは私だけのイメージ
レンズのネジを回して
その映像の輪郭を見つめること

それは私だけのイメージ
暗いくらい暗室の中
黒の境界に目を凝らすこと

イメージの結像
それが誰にできよう

私だけの、イメージの結像