今の幸福は
人に寄り添うことではない
今の私は
人に寄り添うのではない

私は
私は寄り添わなければいけない
私に寄り添わなければいけない
私自身に

今の幸福は
きっと孤独であることだ

四隅の歪んだ視界の中心に
自分だけを据え
世界中の現象を
自分だけの目で捉え
あの本棚の間で泣く少年の声までも
自分だけの耳で聴き
そうやって
自分の生命を
幸福を
私だけの物にすることが
それこそが
私ではなかったか