58 “星になれる日” | 『創』作家ノエルフの『創』作小説&詩

『創』作家ノエルフの『創』作小説&詩

毎日17:00ごろ更新中‼︎
歌詞をイメージにした散文詩を書いています。
是非一読お願いします‼︎ 気にいったもの(言葉 詩 フレーズ)が見つかれば嬉しいです。



「言葉」を 自分も相手も ちゃんと加工せず

もらって 渡して 傷つけあう毎日

誤解したまま 自尊心を守るために

あいつはああいうやつ で終わらせる

人から 言われた言葉を 自己フィルター通して

過去と結びつけて カテゴライズも持ってきて

嫌な味がしたら落ち着いてしまう


そんな自分でも いつか星になれる日が来る

よりよく生きる必要なんてないと分かってる

いつからか意地で生きるようになってから

行き詰まった生きづらさに ぶち当たった

早く星になりたい 屍になりたいわけじゃない

今じゃ これが分かる人のそばにいたい


「行動」を 反復も予習も 何もせずとも

頑張って いると 言い切ることは出来る

寝転んだまま 自分のためとは知らず

正論と正義を 振りかざせる

自分が 放った言葉の 自己ルールを教えず

人のことを下に見て 理由と根拠で覆い隠して

人前では良いように言えてしまう


そんな風だけど まだ星になるには早い

寄り添う人が必要だということは知ってる

いつものことだからに押し込んだあとで

芋づる式に後悔も いつものこと

早く星の願い 叶ってほしい これじゃない

今じゃ あれだったのかなとまた後悔


仕方ない側じゃなきゃ生きていけない

わけでもないのに いつのまにか 刷り込まれた

臆病と保守とアンニュイが今日もまた

仕方ない発言ロボットを量産している

それに文句を言いながら手も下さずに見てる

君の「こんなことがあったんだ」に

「へぇ僕もこんなことがあってさ」と返す


そんな自分にも いつか星になれる日が来る

100点を狙って 80点くらいだから

聖者を目指してようやく良い人どまり

そこまでして ようやく一人二人に

「あの人はお星様になったんだよ」と

言ってもらえる日が来る それが君の

星になった日