47 “幽霊の正体見たり自分自身” | 『創』作家ノエルフの『創』作小説&詩

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毎日17:00ごろ更新中‼︎
歌詞をイメージにした散文詩を書いています。
是非一読お願いします‼︎ 気にいったもの(言葉 詩 フレーズ)が見つかれば嬉しいです。



死体の上に花が咲くと言うなら

それはいつかの自分自身だ

ちゃんと苦しんで 死んだ心と細胞があって

その地続きに今がある


それ 花なのか 死体なのか

もし花だったとして その花が枯れていたって

お前はそう見えるよなって

決して言わず 思い続けて

いずれ分からず屋にも分かるくらい

オーラや雰囲気に滲ませてやる


死体の上に花が咲くと言うなら

それはいつかの自分自身だ

しっかりと悩んで 出した答えと才能を持って

その調子で生きていけ


それ 花なのか 死体なのか

もし死体だったとして 体が腐敗していたって

心はまだ死んじゃいないって

決して負けず 叫び続けて

いつも変なやつ呼ばわりされるけど

味方を集めてひっくり返してやる


自由になれずに死んだ心が最良の死を選ぶ

だから 傷つくことを恐れるな なんて

なんて説得力のない言葉だろうか

最終的には相手が変わるしかないからと

相手がやりたくなるように 接待して

倒れたときもサポートして って

お前はいつになったら自分で立てるんだ

いや一人では立てなくて普通か

ただ二人目はお前が足掻いて探せ

そうして自信にして それに縋らないと

生きられない心と体になまずってみろ


それ 何なのか 花か死体か

後悔が幽霊になって 守ってくれるから

今目の前に見える怖いものは

近づいて 触れてみれば大したことないから

例え本物でも もうあなたは負けないから

もし負けても 花が咲くから だから

心だけは殺すな