なぜこんなふうに仕事のことを書くのかというと、私自身の脳天気さとは裏腹に毎日、社内でいろいろめまぐるしくいろんな事を耳にして、指示されているので、忘れちゃうと困るからである。

備忘録的手記。日記。


私が入社した頃、日商5億とか言っていたけれど、現在はどのくらいなのか。

いまだに国産車の照明器具としてはシェアでいくと1~2位ではある思う。

だが、先月あたりで、廃棄される不良品の金額が月に3億という話しだった。

ざっくり考えて、1ヶ月稼いだお金を、半日分近くはゴミ箱に捨てているという事になる。

これは、数の勝負ができる舞台なら、それほど問題として、顕在化しない。

分母が大きいので、薄まってしまうのだ。

だが、いま、分母は果てしなく縮小していて、だからといってメーカーの品質要求が下がるわけではない現在、廃棄される不良の数は比例して低下しない。

すなわち、ものすごいコストが上昇しているということになって、これは儲からない。

だから、廃棄品を減らせという命令が、上からいとも簡単に発令される。


だからね、レ○○スとか、G○-Rとかって高級車を作るときに、針で突いたような小さな欠点も認めないようなレヴェルにハードルをあげちゃったわけだから、いまさらソレをガタガタに下げるわけにもいかず、かといって技術力が一気に向上するわけもなく、更にいえば今までがんばって熟練してきた派遣社員を大量に解雇して、新人に一から教えて生産するので、これは不良が増える傾向になるわけだ。

これでまたコストが大きくなるわけだ。

これはウチの会社だけではないと思う。

おそらく、すべての製造業が同じような問題を抱えているはずなのである。


とにかく、産業というのは、現在、何もかもが悪い連鎖をはじめている。


たとえば、日本には、街の住人のほとんどがひとつの工場の従業員で占められているという場所もある。

そんな場所で、工場が閉鎖されたらどうなるか?

ひとつの街が破綻するのである。

そして数万人の生活が破綻するのである。

その数万人が利用していた商店が一気に破綻するのである。


これが自動車だけじゃない、ほぼすべての産業で同時に起き始めているのだ。




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