(前話:再誕没)


<ネバダは段落25で王との再会を果たす>


走る!走る!彼が持ってるふたつの売り物。
ふたつきり。公開の予定あり。
からくりはただそのリフトされた肉体を吊している鎖の痛みだけに染み込んでいる。たったふたつ。を。残して。
男色疑惑が持ち上がる程の艶、香りを言わない言葉にしない髪をこの胸に彷徨う。
たちまちに果てる心の臓は甘く筋肉の分裂、ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちと千切れて飛んだ。
ひとつはネバダ。混雑中で王の部屋が魔神ディアデムと最期まで指差している胸元に見せる~いや、擦り付けられる、あの機関のキミら響く夜と男根も寝顔だけが頬張ってソレを放さなければよい。
もうひとつはスーツケースいっぱいのコカインさ。まるで白くなって髭の間から歯の隙間から。
なぜだろう、至極突然、愛してるしまったんだ。そんな風にかきあげる。ずっと笑っている。ここに探している。
仕草とある。しまっておく喋りコジャレすぎたその帳面の表面に渦巻いている怨嗟は耐えられないほどに今、増大している。
あった。
見つけた。
・。
愛してしまったんだ。
・。
もっと締め付けて。
ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち。
締め付けろ!
・。
しかたがないさ、ネバタは殺す。
アバラと鼻をへし折って。
でも残念!殺し屋は殺り損なった。
発見したのはグランドのど真ん中で。
25000発の弾丸、まっさらのコークをたくさん入れて、千切れて死んだんだ。バラバラだ。
殺ったのは、そうネバダだよ。
夢は叶った、でも直に死ぬ。その眼前に拡がる残虐とゼニ。
俺のステージは玉の裏で煉瓦の舞台装置にくくりつけられて廻る。
味気無いペニスさ、俺のと同じ。これもまたついでにくくりつけて、血を止めたところで削っちまえばいい。
削れ、命令だ!
金を数えて小便チビる。そしてギャングもおまわりも、売人も役者も死ぬんだもちろん俺も。
蜂の巣になって。
何もかもが小さい哀れなシャスタは宇宙儀の中心で遠心力に裂かれながら、自らを悔い改めている。


(次話:待つ。が、失った)


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