<立ち戻ろう、神の傍らへ>
雲間にあるのはあなたの想い出なのだ。
「決して正体を明かさずにいることもその条件のひとつとして覚えておいてほしい」
神はそうも言っていた、天空ジュラスの内部で。
4。
異形の者共に囲まれている。
先ほどの吐き出されたナマコおんなとか。
なんだ、ミミズか?
なんだ、モグラ犬の群もある。
そう、こんな小冊子でさえもおかしな行動を起こしているから恐ろしいのだ。
小冊子の名はアンという。
種々の拷問について毎週特集を組んでいて、その特集だけで構成されているフリーの小冊子なのだが、ここしばらくの不景気でとうとうスポンサードしていたキリスト教会が手を引いてしまったから資金繰りが苦しい。というか、無理になった。窮地に陥った。というか、もうダメである。
ソレなのにまだアンに頼っているストレイドという海軍将校がいて、此奴が実に始末に負えない男なのである。
パンクはパンクであるという糞のような想いにつきまとわれてまた乱暴なことをするし、涙紗も飽き飽きしてる。
雷寸まで最近はパンクの風情を纏ってシャナシャナ歩いているからだ。
「DeathはDeath。まったく拘束具としての役には立たないわ」
涙紗は思いとどまるようにコトバを発する。
「そんなことしるけぇ、やってみなきゃわからないぜい」
いつのまにやらバカのような口調になり果てている雷寸はDeathをケツの穴から突き入れ、そのままぐいぐいと押し込んでいく。犯される老婆のように、まるで嘔吐する寸前のような表情をうかべ、ヨがる雷寸とその内臓、あるいは粘膜。
「あららら、Deathがつっかえ棒のように堅くなったのね」
涙紗はコチコチになったDeathに雷寸を串刺したまま担ぎ唄をうたって風を起こす。
「イア、イア!こっちにDeath。あっちにDeath!イア、イア!」
顔がしわだらけになるほど歪んでしまった雷寸。担がれながらちょっと動いたら、目立ってしまって起き抜けの神が涙紗ごと喰ってしまって何もかも骨まで摺り潰された。
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