<陰陽>
果てに雷寸。
静盛る世界の階段を上り中学時代のすけべ肌をかけ降り、牛とそして崩れた自画像を抱える。
甚だしい血液を浴びながら。
258。
仏を辿ってグループの実験によるインパクトを見る。噎せる。
印象には蜜がない。
だが、乾涸らびたはずの大地に横たわる肢体は巨大で乳房に吸い付けば顎がはずれてしまうだろう。
おおきくおおきくと。
やがて陽が落ちる。
やがて陽が昇る。
蒼い砂漠を疾駆して彼女の元へ。そしてまず接吻を。そして乳首から乳房を。ヘソを。股ぐらを。脚を。
そうさ、この馬の蹄さえもうすり減ってどこへも行きようがない。だからここにいよう。
そんな執着を構えた途端に神は見捨て果てる。まずは今一度深く接吻をしよう。この全員で。
明らかに死を想う。
解体したコミューンにかつて集った創造者の中に、イアグストがいて、ヤツは詩人だった。
解体したコミューンの名にちなんでそのコトバから放出されるエネルギーをデュークとよんだその詩人は、日々解き放つ無数のデュークによってコミューンにアナーキックなチカラを与え続けていた。
自力の維持。
金の力を世界の主眼とする外界の価値を、覆せデューク。
イアグストのコトバに震えるがいい。
悪い世界。
生きることの意味と無意味。その狭間に横たわるクレヴァスを犯せ!ムームームームーとひたすらに850時間を不眠で過ごし唸り続ける2億人の信者と共に島が揺れる。
月経の血飛沫を全身に浴びながらその巨大な肢体をあがめる信者共に幸はない。
さあこの蒼き砂漠の民共よ、愚民共よ。
犯す事を続け、しかしソレをいつか忘れて自ら共を解き放つのだ。
コミューンに生きる創造者はそう言って2548年の解体を宣言し、事実。その通りに解体させたのだ。
残された信者共は路頭に迷う。
自分だけでは何もできない。
ソレをながめ、馬に跨る雷寸は天空より降臨する神々しい憎悪の象徴に出逢うこととなった。
運命を認めぬ者の前に運命が舞い降りた瞬間。
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