ああ、何故か今月は週末があまり忙しくなく、忙しくないのに休日出勤なんかしていたらこれは会社が儲からなくなって、倒産して、ボクもボクの家族も従業員もその家族も社長も路頭に迷うことになっては大変だ。
と言う理由をこじつけて班長権限により、今週の土曜は出勤を取りやめました。
時間があるので、毎週毎週やらねばやらねばと言っていてなかなかやらないことをやらねばならないわけなのだが、こうして実際に時間があると欲がでる。欲をかく。早番で休日出勤がないのなんて、何年ぶりだろうか?
と、おもい、退勤時にTSUTAYAに立ち寄って数本のレンタルをしたんである。
「恋の門」
監督脚本:松尾スズキ
主演:松田龍平、酒井若菜&松尾スズキ
コレはおもしろいわ。
前から観たいとおもいつつ、なんとなく先延ばしにしていて観ていなかった作品である。
「漫画芸術家」
もう、この言葉でグッときたね、私は。
なんかこの、全くとんちんかんなことに芸術性を求める思考。
でも、こういう奇抜さ、常識はずれ加減、でもけっしてふざけてるわけではなくて、真剣にくだらないことに情熱を傾ける姿勢。
ボクはこういうコト、大好きなのである。
ボクはだいぶ前に「石に喰われた屍の腹」という小説を書いて、小説サイトに投稿したのだが、まぁ、いつものことで全く話題にもならず、まったく反応もなく、でも自分としてはとても好きな作品で、だからとても満足していたのだけど、この「恋の門」の主人公も石で漫画を書くという変なコトをしている。そして石が縁でヒロインと出会い、他の人物とも出会って行くし、親子関係にも石が絡んでくる。
そう言う意味でもなんとなく親近感をもったり。
酒井若菜。いいです。セクシーです。
このふたり、春のドラマにでてましたな。
松田隆平は「あしたの喜多善男」、コレは「恋の門」でへんてこりんな役を熱演していた小日向文世が主演していた。
酒井若菜は「佐々木夫妻の仁義なき戦い」。これもちょっと「恋の門」とかぶるようなキャラで。
松尾スズキって、やはり舞台人らしい演出をしている。
後半なんか、いかにもそう言う感じで、支離滅裂で何でもアリなんだけど、ちゃんとまとめていく。
こういう、滅茶苦茶というか混沌とした状況から一気呵成にしめくくっていく演出が巧い人って、演劇人が多い。
ケラリーノ・サンドロビッチ(ボクの若い頃はずっと痩せていて、有頂天というバンドをやっていて、ケラと名乗っていた}なんかもこのあたりがとても巧い。
まぁとにかく、理屈抜きでおもしろいです。
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